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枝野大臣“直ちに準備作業に”6月16日 13時13分
枝野経済産業大臣は総理大臣官邸で記者会見し、「政府として大飯原発３、４号機の再起動を決定した。関西電力に対しては政府の最終判断を伝達したところだ。準備作業に直ちに取りかからせる。総理からは、作業に当たって万全を期すよう、指示を受けている。近く、関西電力に直接、その旨を伝える機会を設ける。また、牧野経済産業副大臣を責任者とした特別監視体制をただちに立ち上げる」と述べました。
また枝野経済産業大臣は「原発がしっかりと安全に稼働し電力供給がされるまで、国民には節電に、引き続き協力をお願いしなければならない」と述べました。
“原発依存度の引き下げ方針は変わらず”
さらに枝野経済産業大臣は「中長期的には、最大限、原発への依存度を引き下げる政府の方針は、まったく変わっていない。この夏には、原発への依存からの脱却に向けた政府のプロセスをしっかりと示したい。短期的な原発再稼働には、国民に様々な意見はあるが、それを踏まえたうえで、内閣として責任を持ってて判断したい」と述べました。
また、冬場に厳しい電力需給が見込まれる北海道電力管内の泊原子力発電所について、「基本的には安全性がすべての前提だ。従って、新しい安全規制機関の発足後はその規制機関が安全性を確認した場合に初めて、内閣としてさまざまな対応が可能になる」と述べ、あくまで安全性の確認が優先されるという考えを改めて示しました。
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