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自在会Kさんの人生(上)  

2012年 06月 16日

                ◇全盲の創価学会員の59年間の人生。

創価学会の視覚障がい者のグループを“自在会”といいます。
ある日、みかん。さんは、地元の視覚障がい者のKさんの体験を聞きました。
私は、視覚障がい者のKさんの体験手記をみかん。さんから頂き、ブログでの発表について承諾を頂きました。以下に連載で、その体験をお伝えいたします。
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   「御書のマイ講師・Kさん」 みかん。

Kさんは、16歳の頃ベーチェット病を発症しました。
眼底出血、黒目に溜まる膿、白眼の腫れ・・・他にも、目のどこかの部位が溶けるなど、主に目に症状が出る病気です。
医者から失明を告げられた十代の頃、毎日のように自殺願望があったそうですが、まだ失明する前に、1匹の脚のもげたバッタを見て、「生きよう。生きなくては」と我に返ったそうです。「1匹の虫でも命が尽きるまで生きてる。僕は人間なのに、失明くらいで死のうと考えるなんて虫以下だ。僕も精一杯生きていきたい」と思ったそうです。
ある日、両親が「3人で死のうか」と言ったそうです。Kさんは「僕は死なないから、死ぬなら2人で死んでくれ」と言うと、それを聞いた御両親は安心したそうです。
やがて神戸市の視力障害者センターに入ったKさんは、はり、きゅう、指圧の資格の取得を目指しました。
そこでKさんは、学会員だった友人から「一緒に祈ってみませんか?」と声をかけられました。座談会に参加し、御書講義に感動したそうです。
信心すれば病気が治るとか、信心すれば目が見えるようになるとか、そういう風には全く考えなかったし望んでもいなかったそうです。ただ、「日蓮大聖人の御書は凄い。御書をもっともっと勉強したい」という気持ちが日増しに強くなり、創価学会に入りたいと願うようになったのだそうです。20歳の時に晴れて入会しました。
全盲やそれに近い人はなかなか雇ってもらえない中、治療院でのアルバイトが決まり、懸命に働き始めました。
そこで、後から就職してきた「可愛くていい子」(←Kさん曰く)に恋をして、なんとかデートしたいと必死に祈っていたそうです。紆余曲折ありながらも折伏が実り、その彼女が入会。学生結婚をしました。
結婚後も、Kさんは次から次へと病魔に襲われます。
大きなものでは、耳の中に大量の水が溜まり聴こえなくなる症状。また、食道がズタズタに切れて飲めない食べられない症状。それから、膝に200ccもの血液が凝固して溜まる症状。
病魔が襲う度に、Kさんはあらゆる御書を心身に刻み込みながら、獅子王のごとくお題目をあげまくりました。
すると、耳の大量の水は全部流れて元よりよく聴こえるようになりました。
「僕は死ぬ気でお題目をあげる。死ぬ時は御本尊の前だ」といっそう信力を強くした後、食道は、奥様手作りの大好きなお寿司を一口飲み込んだ瞬間、全く痛くなくなっていたそうです。
膝の凝固した血液も、難しい手術をする必要もなく、自然に体内に吸収されました。
そして、入会して20年目に、慢性腎炎に。この時は、腎臓に腫瘍も見つかり、医者からは「命が大切なら、仕事は辞めて下さい」とまで言われました。
この時は、さすがのKさんも、「今までの僕の信心は何だったのか・・。20年目の節目に、慢性腎炎かよ‥」と落ち込んだとか。
でも、「今までの様々な病気と体験は、この慢性腎炎の助走だったんだ。これが僕の本番だ」とすぐに腹が決まったそうです。
「悪性腫瘍なんて許せない。のう胞であってくれ!」と願いながら、「60兆個の細胞全ての仏性を目覚めさせるような祈りをしよう!」と、必死に唱題を始めたそうです。
結果、医者から一言、「Kさん、これ、ただののう胞ですよ」。
「勝った!」と思ったそうです。
Kさんは18年経った今でも、透析も食事制限も必要なく健康に過ごしていらっしゃいます。
好きなものを好きなだけ、自由に食べているのだとか。
という事で、慢性腎炎にも勝ったKさんなのでした。つづく

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by sokanomori | 2012-06-16 06:29 | ネット体験談集 | Trackback | Comments(0)

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