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玄海原発運転停止訴訟で初弁論

佐賀県の内外の3000人余りが九州電力の玄海原子力発電所を運転しないよう求めている裁判が始まり、九州電力は「災害に対する安全対策を取っており危険性はない」として全面的に争う姿勢を示しました。この裁判は、佐賀県の内外の3000人余りが「東京電力福島第一原子力発電所の事故で原発が極めて危険なものだと明らかになり、原発の操業を続けること自体が住民が安全に生存する権利を侵害している」として、九州電力と国に対し、玄海原発を運転しないよう求めているものです。15日、佐賀地方裁判所で開かれた1回目の裁判で、原告側が意見陳述を行いました。このうち、原告団長を務める佐賀大学前学長の長谷川照さんは、原子核分野の研究者の立場から「福島第一原発の事故を受けて、私たちは原発の危険性や放射線による健康被害を現実のものとして考える必要がある」と述べました。これに対して、九州電力は「災害に対する安全対策を施しており、原告が主張する危険性はない」として全面的に争う姿勢を示しました。また、国側も「原告の主張は国が電力会社の操業に規制の行使を求めるもので、民事訴訟としては不適法だ」として訴えの取り下げを求めました。この裁判は先月30日に1100人余りが新たに訴えを起こしていて、裁判に参加する原告の数は原告側によりますと、原発をめぐる裁判で最も多い4200人を超えています。次の裁判は9月21日に開かれる予定となっています。

06月15日 19時04分

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