「不思議な少年」2日目、山下和美先生がご来場下さったステージに、キャラメルボックスの看板俳優・西川浩幸さんと大森美紀子さんが来て下さったのですが、な・なんとその日がお二人の、
「結婚10周年記念日」!!!
……いいんですか、そんな大切な日に、こんな芝居を観るんで??
……そんでもって、その後、私たちと飲むんで???(^^;
でも、すんごく嬉しかったです。そして月日が経つのは早いなあと……!
西川さん、美紀子さん、おめでとうございます!!
そんな感じで今回のお芝居は、ホント、良く飲んでました!
いやいつも飲むんだけど(爆)、それにしても飲んでました!
それが本当に幸せで……って酒自体じゃないよ(それもあるけど!)。このメンバーとガチンコでやって、その後でみんなでわーっといろんな話をできるのが楽しかったの!
そんな役者陣を、改めてご紹介!
左側手前、super助っ人・中村哲人! 中、キャラメルボックス・前田綾ちゃん、奥:文学座・石橋徹郎君。右側はARMsの面々。手前・坂口理恵、中・真柴あずき、奥・ワシ、ver.金髪(笑)。
本当に素敵なひとたちでした。出会えたこと、一緒できたことに感謝!
いつの頃からでしょう。朗読がメインのステージを、「リーディング」と呼ぶようになったのは?
それをそうだとすると、私はリーディングと呼ばれるステージをかれこれ10年以上やってるんですね。
最初は渡辺多恵子先生(まるちゃん)の「雨に似ている」。
そこから篠有紀子先生の「アルトの声の少女」。
そしてファンミーティングで読んできた「月光」や「常緑樹のある部屋」等の小説、ラジオリスナーからの投稿実話を脚色したオリジナル「囁きの花束」と、それを別キャストでやった「Voice☆Party」やJTBジュニアイベント、そしてARMsでやった「愛すべき娘たち」等々。
いろいろやってきたし、いろいろな人のリーディングステージを見てきました。
でも、ずっと……ずうっと私がやりたかったことの集大成、やっと今回実を結んだ。
そんな気がします。
「リーディングと呼ぶステージで、初めて(or久しぶりに)笑って泣けた」
「これはリーディングじゃない、お芝居だ」etc…
いろいろな感想を頂きましたが、その殆ど全てが「今までのリーディングと違う」というものでした。
本当にうれしく、ありがたく、……そして、確信を持てた。
……そう。「リーディング」というのは、本当の本当に、「ピンキリ」です。
お母さんが子供に読み聞かせるのも「リーディング」(これが本当は一番だと思います!)。
アマチュアの方が、用意された小説をただ読み上げるのも「リーディング」。
プロの声優だけが、台本をラジオドラマ形式に(普段のイベントやアフレコスタジオの中のように)読み、演じるのも「リーディング」。
でも、ARMsのリーディングは、……それとは違う。
「演劇とリーディングとライブの融合」
そういいつつ、なかなか説明を仕切れなかった「やりたかったステージ」が、ようやっと形に……!
今回の「不思議な少年」で、初めて形になれた。そう思えました。
それはとりもなおさず、このメンバーだったからです。
理恵ちゃん。真柴さん。石橋君。綾ちゃん。テット。
キーボードの岩瀬君、ギターの目木さん。
制作の仲村君、音響の早川さん、映像の庄村君、他月見ルスタッフの皆さん、物販諸氏。
みんなみんな、本当にありがとう!!!
そしてもちろん、原作の山下和美先生。
そしてご来場頂いた、すべてのお客様。
本当にありがとうございました……!!!
あれから数日経ちましたが、私のカラダのあちこちに「少年」がまだ残っています。
本当に「入れた」「降りてきてくれた」時の証。
私にとって、大切な役である・大切な役になる時の「証」です。
新劇場版で「碇シンジ」に再会することになった時。「破」の収録が終わった後。
自分のような不自由で、精神的カタワモノ(敢えてこの言葉を使わせて頂きます。自分に向けてであり、自分のブログなのでご容赦下さい)な人間が、ここまでこうして来られたのは、本当に、「君に出会うためだけに」「この作品に出会うためだけに」……だと、感じました。
もちろんそれはとてつもなく幸福なことで、涙が出るほどありがたいこと。
だからこそ、シンジ以外にはたぶんもうないだろう、、、そう思っていました。
だけど、この「少年」役に出会えたこと。演らせて頂けたこと。
それはそれを超える、本当に素晴らしい「贈り物」でした!!
「緒方っちゃんの声で少年が聞きたいんだ」と言って、本を持って来てくれた理恵ちゃん。
多忙すぎたからとはいえ、拙い脚色を黙って受け入れ、いろいろな意見をくれた真柴さん。
いろいろな、いろいろなことを全て飲み込み、整理し、頑張ってくれた仲村君。
一緒に作ってきた日々はもちろん、このステージで役者として絡めた時間は、本当に楽しかった。
ありがとう! そして、これからもよろしくです!!
そしてこの作品を生み、育て、届けて下さった山下和美先生。ありがとうございます。
先生の作品だから、「不思議な少年」だから、こんなステージができました。
感謝しても、しきれません……!
これからも素晴らしい作品を作り続けていかれてください。ずっとずっと応援しています!
そしてまたいつの日か「少年」に、このカラダを通して再会できる日が来ることを祈りつつ……!
理恵ちゃんと真柴さんは、東北公演の「賢治島」に。
そして私は、いつもの仕事に。……+、アルバム制作に!(笑)
お互いのフィールドでガッツリ頑張りつつ、またそんなに遠くないうちに、3人(と仲村君)で集まって悪巧み(?/笑)をしたいと思っています。
楽しいお酒を飲みながら、楽しいステージの相談を。
その際は、ぜひ、観に来てください!>みなさま
お待ちしています!!!
それまでは、いつもの仕事のセカイへ。イッテキマス!!
追記:特に緒方のファンではなかったけれど(キャラメルや文学座さんや…な方々)、今回、「緒方の歌のファンになりました!」とアンケートに書いて下さった、ありがたいことに本当にたくさんの……でも稀少価値なお客様!(笑)
只今、新しいアルバム制作に入っています。
舞台とは違いかなりROCK寄りな曲満載ではありますが(^^;、魂入ッテマス。
よかったら、この機にぜひ(笑)。詳細はHPにて順次!!(^-^)/