元オウム教団幹部 野田成人のブログ

原則1日コメント3個迄 これまでの賠償額448万円 

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お盆のせいか、仕事が暇なので、同僚が職場でテレビを見ている。今日は柔道100kg級をやっていた。鈴木桂治が初戦負けで、敗者復活戦のところからライブ中継。

「また、初戦負けかよ〜」

敗者復活戦も、始まって数分であっけなく一本負け。思わず吹き出してしまった。

柔道日本にとって、金メダル以外は敗北。前回アテネ金メダルで選手団の主将でもある鈴木選手だったが、金メダルどころか2試合連続の一本負け。本人も相当ショックのようで、試合後うずくまってしばらく立ち直れない。中継のスタジオでも、司会の古田・相武・井上康生他が沈鬱な顔をしている。

あー、吹き出して悪かったですね。。。

でも、たかがスポーツじゃないですか。まあ気を取り直して下さいよ、鈴木選手。



別にオリンピック解説の話ではない。以下の記事を読んで、「仇恩」の話とつなげたくなったのだ。


弱い男子柔道4年後どうなる?伝統を重んじすぎたツケ

「伝統を重んじすぎたツケ」というが、私はそうは思わない。「道」の追求という意味では、もうほとんど守るべき伝統すらない。日本古来の武士道の流れからの武道ではなく、完全な競技スポーツになってしまっている。「柔道」ではなく、「JUDO」だ。

武道を追求していくと、「気の流れ」のコントロールにつながる。分かりやすい例でいくと、合気道の気で相手を吹き飛ばすようなヤツ。ドラゴンボールのかめはめ波みたいなヤツだ。

昔は私もあれはインチキ・やらせだと思っていた。しかし、自分が吹っ飛ぶのだから、信じないわけにはいかない。これが「気の流れ」によるものなのだ。

(最近さぼっている)太極拳の理論によると、こういうことらしい。

相手が自分を攻撃してきたとする。その相手の力を受け流して無力化してしまう(いなす)、あるいは相手の力を利用して相手を倒す。その為には自分が緩んでいなければいけない。緩んでいることによって、相手の力を受け流したり、利用したりすることができる。

もう少し細かく解説してみる。

相手が自分を攻撃してくると、普通は自分も身構えてしまう。そこで自分も緊張してしまい、力と力のぶつかり合いになる。そこで緊張するのではなく、緩むことによって、相手自体も緩ませてしまう。それによって相手を無力化する。

以上は筋力の緊張弛緩と気の流れの関係である。これは心の働きにも同様のことが言える。

相手が自分を攻撃してくると、普通は自分も身構えてしまう。そこで自分も敵対心・嫌悪を持ってしまい、嫌悪と嫌悪のぶつかり合いになる。そこで敵対・嫌悪するのではなく、こだわりをなくすことによって、相手自体も敵対・攻撃するこだわりがなくなってしまう。それによって敵を敵でなくしてしまう。

相手が怒鳴ってきたとしても、怒鳴り返さない。逆にそれを受け入れてしまえるだけの寛容さがあれば、相手が敵でなくなるわけだ。敵・味方をなくす実践なのだ(仇恩ね)。

武道で気の流れをコントロールしていくと、心の働きのコントロールにつながる。例えば、剣道で相手の動きが自然に分かるようになることを、「明鏡止水」の境地というらしい。要するに、相手がどう出てきても、自分の心は一切乱れないわけだ。

更にここから一歩進むと、自分の心のコントロールの延長で、相手自体もコントロールできてくる。達人の剣士同士が戦わずして、「参りました」とかいう話もある。「戦わずして勝つ」なのだ。

孫子(尊師じゃないよ)も「戦わずして勝つ」のが最上の策と言っているが、これが「道」の最後にはあるということだ。

コメント


「明鏡止水」の境地

>「明鏡止水」の境地というらしい

わたしのブログの題名は「『明鏡止水』の心境を超えて」
http://aumer000yasu.blog116.fc2.com/

と言いますが、そういうのとは全然意味が違います。

宇野元総理が辞めるときの記者会見で、
「(今は)『明鏡止水』の心境です」と述べたことを思い出し、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%87%8E%E5%AE%97%E4%BD%91
これは良いと思って題名の一部に付け加えました。

肯定的思考と徹底した練習(実践)

21歳石井が日本救った!爆笑会見で笑いも金メダル…柔道

 ◆北京五輪 柔道男子100キロ超級(15日・北京科技大体育館) 石井がやった。金メダル締めだ。柔道競技最終日の男子100キロ超級で初の五輪に挑んだ石井慧(21)=国士大=が金メダルをつかんだ。決勝でタングリエフ(ウズベキスタン)に優勢勝ち。日本の五輪最重量級の最年少代表として大会に臨み、重圧をはねのけて見事に五輪制覇を果たした。石井の金メダルは、前日まで66キロ級・内柴正人(30)=旭化成=の金1つだった日本男子も救う価値あるメダルとなった。

 試合終了のブザーとともに、石井の「ウォー」という雄たけびが響いた。「やった。やった」何度も繰り返すと、涙が込み上げる。「付き人や先生、応援に来てくれた人みんなのおかげ」。石井コールが響くスタンドに手を振ると、今度は細い目をさらに細めて笑った。

 初戦から準決勝までの4戦すべてに一本勝ちするも、決勝は相手の良さを完全に消して反則を奪う“石井流”の勝利。「あれが自分の柔道。見ている人はつまらないと思ったでしょうけど、勝ったものが強い」と胸を張った。

 「一本にはこだわらない。勝てば何でもいい」と公然と言ってのける、自他ともに認める柔道界の“異端児”。北京五輪代表争いでは、結果だけを追い求める戦法に国内で逆風も起こった。しかし、五輪の舞台でもどこ吹く風で哲学は曲げず。「ヒールと言われても自分の柔道を貫いたことが勝因」と言い放った。

 石井を支えるのは、1日8時間という練習量。「世界一のけいこをしている」と日本代表の斉藤仁監督(47)が舌を巻く“練習の虫”だ。さらに、勝つためには手段を選ばない。今年4月、五輪代表争いのさなかにライバルの井上康生、棟田康幸の練習場に“アポなし訪問”。「自分と戦ってください」。当然のように門前払いされたが「あれで強さを取り戻した」と石井なりに意味のある“奇行”だった。

 柔道の強豪校、大阪・清風中1年で本格的に柔道を始めた。「才能はない」と柔道師範の父・義彦さん(50)が言うように、決してエリートではなかった。しかし、学校の練習後に近所の道場へ出げいこへ行くなど、当時から努力は惜しまなかった。清風高へ進み1年生で近畿王者になると「もっと強くなりたい」。前例のなかった全国屈指の強豪・国士舘高への編入を周囲の努力もあって実現。高体連の規定により1年の出場停止処分を受けたが「練習をとことんできる」と前向き。自ら道を切りひらき、五輪の頂点までたどり着いた。

 「重圧はあった」という初の五輪。しかし「終わってみれば普通の試合。五輪の畳? 滑らなかったです」と笑い飛ばした。前日まで金1つの日本男子最後の砦(とりで)という責任も「目立てるし逆にありがたい」と関係なし。「早く練習がしたい。帰ったら空気イスをします」というのも冗談には聞こえない。「次の五輪までにもっと努力したい」。努力の天才は、この日立派なヒーローとなった。

http://beijing.yahoo.co.jp/news/detail/20080816-00000074-sph-spo
より

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