換装前のコンボドライブ(UJDA750)はセカンダリマスターで接続されていました。
今回購入したバルクのGMA4080Nは本体に組み込んだときにマスターになるかスレーブになるか?
組み立て終わったので電源を入れて確かめてみました。
東芝のBIOSロゴ画面が表示された後...
画面に
IDE
#1 ERROR
_
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と一秒ほど表示されたあとにWindowsは問題なく起動したのですがドライブはまったく認識されません。
どうやら、スレーブとして認識されているのでBIOSが受け付けないようです。
スリムドライブでのマスター/スレーブの切り替えは47pinの電気的接続で決定されます。
具体的には、47pinをマスクするか、GNDに落とすかで切り替えられるのですが、どっちがマスターになるかはファームウェア次第なので、実際に本体に接続してみて試行錯誤してみる必要があります。
まずは楽なほうから試してみましょう。47pinだけをすっぽり覆うように紙テープを千切りのように細く切ったものを
精密ドライバーで(骨が折れますが)貼り付けてみました。
結果はNG。何もしないときと変わりませんでした。
次に、47pinをGNDにショートさせてみます。43-46,48pinはGNDになっているのでこれらのpinのいずれかとショートさせます。
44,46,48pinとの接続は非現実的なので、45pinと43pinにブリッジして見ましょう。
下の図の様に三角形に切ったアルミテープを大きめに切った紙テープにくっ付けました。
この大きさのアルミテープだとまるで粘着力が足りません。
※アルミテープはドライブ本体に貼ってあったものを少し千切って使いました。
アルミテープがうまく47pinをブリッジするように場所を定めて、コネクタに紙テープ部分を張ります。
図のようにカッターナイフで黒いコネクタとシャシーの穴の縁の間に刃を入れます。
これで紙テープ部分をコネクタの側面に圧着しつつカットできました。
組み立てて起動させてみましょう。
今回はBIOSのエラーは出ません!
マイコンピュータでも無事にD:ドライブがCD-ROMドライブからDVD-RAMドライブになっていました。ヘッドのシーク音も回転音も割と静かです。DVD-RAMがドラック&ドロップでアクセスできます。
しかし、CD/DVD-ROMからのブートは大丈夫でしょうか?
KNOPPIX 3.8で試しに立ち上げてみました。
リカバリDVDでも問題なくBoot出来ましたよ!!
めでたしめでたし!?