千葉県教育委員会は、かつて教え子だった女性に、体を触るなどのわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された60歳の教諭の男を、懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職となったのは、千葉県内の特別支援学校の教諭、白坂均被告(60)です。教諭は、去年9月とことし1月に、いずれも教え子だった20代の2人の女性に対し、学校のトイレで下半身を撮影したり、車の中で体を触ったりするわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴されました。千葉県教育委員会は、信頼を失墜させたとして、13日付けで懲戒免職の処分にしました。また、ことし5月にスーパーで下半身を露出したとして逮捕された八千代市の市立中学校の53歳の教頭を、停職3か月の処分にし、教頭は依願退職したということです。千葉県では、去年4月以降、わいせつ行為などで9人の教諭が懲戒免職となり、千葉県教育委員会の鬼澤佳弘教育長は、「不祥事が相次ぎ、誠に申し訳ありません。とりわけわいせつ行為の防止に力を入れて、再発防止に取り組みます」と陳謝しました。