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“放射線”教える授業 教員に公開
6月15日 14時44分

“放射線”教える授業 教員に公開
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福島県会津若松市の小学校で、放射線について教える授業が県内外から集まった教員に公開され、およそ250人の教員が見学しました。

会津若松市では、今年度から市内の公立のすべての小学校と中学校で放射線の授業を行っています。15日は、このうち謹教小学校の2年生のクラスで行われた授業の様子が教員を対象に公開され、福島県内をはじめ千葉県や宮城県などから集まったおよそ250人が見学しました。
授業では、担任の先生が小麦粉を放射性物質に例えて放射性物質が原発事故によってどのように拡散したのか表現しました。
また、ライトの光を放射線に見立てて、放射性物質が体の中に入って放射線を出す様子を説明しました。
そのうえで、側溝や雨どいの下などは放射線量が高いところもあるので近づかないようにとか、日頃から手や衣服についた汚れを落とすことで放射線による影響を防ぐことができるなどと教えていました。
宮城県から来た男性の教員は、「分かりやすい授業だったと思います。わたしたちの学校でも、いずれは取り組まなければならないと思います」と話していました。

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