〝陸上界の貴公子〟男子やり投げのディーン元気(20=早大)の注目度が日増しに高まっている。端正なマスクで人気沸騰中のイケメンは11日、ロンドン五輪代表に正式決定。さぞや「モテモテ」でキャンパスライフを謳歌している…と思いきや、意外にも実情は寂しい限りだという。いったい、どういうこと!?
英国人の父と日本人の母を持つディーンは、映画「アバター」主演の英人気俳優サム・ワーシントン(35)似とも、モデルのJOY(27)似とも称される。英語も話せるワールドワイドなイケメンぶりから、私生活はモテモテと見られがちだが、実情は違うという。早稲田大学競走部関係者がこう耳打ちする。
「女友達はいると思いますが、特定の人はいないみたいです。この前『彼女いるの?』って聞いたら『いない』って言ってましたから。今年のバレンタインデーはチョコレート『0』だったらしい(笑い)」
同関係者によると、早大で女性人気が最も高い陸上競技は、やはり箱根駅伝の優勝常連でもある駅伝チーム。やり投げはマイナー感があり、女子学生の脚光を浴びにくいようだ。しかも、イケメン過ぎて、近寄りがたいものもあるらしい。同部の磯繁雄監督からも「お前(ディーン)はメディアに『端正なマスク』とか書かれているけど、老け顔だよな~」とやゆされるほどで、周囲では「ディーン=モテない」が常識だったというのだ。
もちろん、これはあくまで、最近までの話。9日の「日本選手権」で84メートル03で優勝し、五輪代表に正式に選ばれた。これで知名度が一気に上昇するのは確実で、女性ファンに人気爆発となるのは間違いない。前出の関係者も「モテモテでしょうね!」と予想する。
ディーンは会見で「日本国内で高いレベルでできていたので、うれしく思う。五輪で楽しめれば」と胸を高鳴らせたが、楽しみなのは五輪だけではなさそうだ。