近江治療院 東洋療法専門院不妊症相談室鍼灸・漢方療法で、目指すところは「妊娠しやすいカラダづくり」 です
遠方(滋賀県外)に住んでるので、遠隔診を依頼し、
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排卵日を中心にして、排卵日の前3日間と排卵後の1日、合計5日間が最も赤ちゃんができやすい時期になります。
@基礎体温表で低温期(卵胞期)から高温期(黄体期)に移行する時期。
A質の良いおりものが多くなっている時期。
特にこの2つは大きなポイントです。@は基礎体温をつければ大まかに知ることができるでしょう。Aについて質の良いおりものはどのような状態であるかというと、半透明でやや粘り気のあるおりもので、指に付けて伸ばすと10p位伸びる
とされています。おりものは常にごく微量ながら分泌していて、排卵の時期が近づくにつれて徐々に量が多くなり、次第に質の良いおりものが分泌してくるのです。
連続でタイミングを取ることは受精率の低下に繋がりかねないのです。「わかった!それなら逆にこの 排卵の日まで精子をためておこう」と考えることも良くないのです。よく男性はこのような考えの方が多いのですが、何日もためてある精子はいわばヨボヨボのおじいちゃん。やはり卵子にたどり着く確立は低くなります。
経験から、基礎体温表の低温相から高温相への移行が
以下の方は少し妊娠が難しいかもしれません。
1.理想的な基礎体温 |
2.無排卵 |
3.黄体機能不全 |
4.妊娠 |
東洋医学的基礎体温の見方
○低温期が長いタイプの方
不妊症の方に比較的多くみられるタイプ 卵子の成熟が悪くなるため排卵が遅れその結果黄体ホルモンの分泌が悪くなります。
内膜の増殖が遅い 卵の育ちが悪い 血虚
鍼では 肝経 胆経 を多く用います。(オ血がある時は、肺や大腸も用います)
○高温期が不安定なタイプの方
黄体機能不全 人参剤 当帰剤 鍼では 肝を多く用います。
○高温期への移行が遅いタイプ
高プロラクチン血症
黄体機能不全 卵管狭窄・閉塞・癒着など 高プロラクチンには、芍薬甘草湯合桂枝茯苓丸
卵管の問題には、駆オ血剤や、人参剤で対応致します 鍼では、オ血には、肺や大腸経 卵管狭窄や閉塞には 脾経を多く用います。
○ギザギザタイプの方
ストレスが多い 自律神経不安定
高プロラクチン血症
PMS(生理前前緊張症)
基礎体温表の計り間違え
五志の憂の低下
半夏厚朴湯 四逆散 抑肝散 桂枝加竜骨牡蠣湯(加真珠皮)など 鍼では 肝 胆 膀胱 経絡などを用います
高プロには、大腸経を多く用います。
低温期が短く排卵が早いまたは、低温期の体温が高すぎるタイプの方
ホルモン分泌過多・子宮内膜症などが原因
陽の駆オ血剤 オウゴンなどが入る証 当帰芍薬散加芍藥 桂枝加竜骨牡蠣湯証 鍼では 肝または膀胱経を多くもちいます
高温期が無いタイプ
卵巣機能不全(POF) 他嚢胞性卵巣(PCOS) 重度の高プロラクチンなどが考えられます
オ血 過去に無理なダイエット 体脂肪が低い
無排卵月経
適宜に漢方帰経方意鍼で対応します。 駆オ血剤 芍薬甘草湯合法など
基礎体温とは体温の1日の日周期リズム(概日リズム)の中で最も低くなった体温をいう。上図に示すように、夜間睡眠時には体温は急降下し、覚醒寸前から上昇しはじめる。厳密には睡眠覚醒前の体温を測定しなければならないが、非現実的であり、実際は覚醒直後の体温(口腔内)を測定する。すなわち基礎体温は最も安静時の体温を示しています。
診療日から、3ヶ月前分のコピーを取らせて頂き、今後の治療方針プラン作成時の参考とさせて頂きます。
また、フーナーテスト、タイミング法、卵管造影等の有無を、問診にてお伺いしていきます。
フーナーテスト (抗精子抗体テスト) 精子が子宮内に入れるかどうかを調べます。 |
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● | タイミング法とは・・・ 基礎体温や尿中または血中のエストロゲンや黄体化ホルモン(LH)を測ることで、排卵日を予想し、その排卵日の前日前後に夫婦生活を持ってもらうことです。 タイミングを予想することが大切ですので、自分で基礎体温や排卵日検査薬などで、タイミングを合わせるばかりでなく、やはり粘液(おりもの)の状態や卵胞の大きさ、血中のホルモン値(エストロゲン、プロゲステロン値など)を総合的に病院で診てもらうことをおすすめします。 |
● | タイミング法の条件・・・ フーナーテスト(性交後試験)の結果が陽性の場合、精子は卵管まで辿り着くことができることになります。このような場合、卵はもちろん精子や卵管といった他に原因が見当たらないときはタイミング法から治療を開始されます。 |
● | タイミング法で妊娠しなかった場合・・・ タイミング法(6回)で妊娠しなかった場合は、次の治療として人工授精に進む場合と体外受精へ進む場合があります。 |
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AIH(人工授精) IVF(体外受精) ICSI(顕微受精)
基礎体温から何見るの?
基礎体温が全体的に高い | オ血証の方が多いようです。 |
基礎体温が全体的に低い (36.2℃を切っている) |
血虚証の方が多いようです。 体質的に冷えてる可能性があります 妊娠に冷えは大敵です |
低温期が長い (低温期の実) |
排卵までの期間が長く、生理周期が長い方が多いようです。オ血証(桂枝茯苓丸証など)の方が多いようです。 |
低温期が短い (低温期の虚) |
六君子湯証が多いようです。 新陳代謝が悪く、質の良い卵が育たないことが多いです。 |
高温期が長い (高温期の実) |
オ血証(桂枝茯苓丸証、桃核承気湯証など)の方が多いようです。 当院では代用に、填南仙をおすすめします。 |
高温期が短い (高温期の虚) 途中で体温が下がる場合など |
黄体機能不全の可能性があるとされます。漢方でみると血虚証(当帰芍薬散証など)の方が多いようです。 |
高温期までの 駆け上がりが悪い |
脾虚・血虚などの方が多いようです。 |
高温期・低温期の 2相に分かれていない |
無排卵の可能性がある。高温期を形成していない場合が多いようです。 |
高温期が長い | 高温期が3週間以上続く時は妊娠や流産の可能性のほか、内科的な病気があることもあります。産婦人科医等で検査されることをすすめます。 |
冷え性の人には、日頃のまれる水分に当研究会特性のハーブティー
(暖暖)をどうぞ(o^∇^o)ノ
精液検査の判定 |
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精液量 | 2〜6ml |
精子濃度(精子数) | 4000万/ml以上 |
精子運動量(運動率) | 50%以上 |
奇形率。検査は | 15%以下 |
不妊の原因は男女共に1:1といわれているため、
男性の検査も重要です。
検査は3〜7日間の禁欲期間が望ましいようです。
お母さんになられる方へ 漢方医学にはつわり・安産等のための名灸穴がたくさんあります。このすばらしいものを、少しでも多くの方に知っていただき、実行していただきたい。 |
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このお灸は、お産を楽にし、赤ちゃんが元気に」生まれ、良いおっぱいがでて、産後の肥立ちを良くする、素晴らしいお灸です。 | |
★★お灸の効果★★ |
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お母さんの体調を整え、妊娠中の足のむくみやだるさが取れ、出産時には陣痛が軽くすみます。また、子宮内の胎児の条件を整え、先天的な元気を持って、胃腸の丈夫な子供が生まれます。 | |
★★安産の経穴(三陰交)とお灸のすえ方★★ |
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三陰交のお灸は妊娠5ヶ月を過ぎ、 胎動を感じたら始めるのが良いでしょう。
(糸練功で確認しながら行います。) |
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もぐさの大きさは米粒大かその半分くらいが良いでしょう。 (詳細の経穴はその方によって、違います、随時糸練功で確認します) |
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お産は特別な異常がない限り、なるべく手を加えず、自然に任せるのが最も良い方法です。 毎日、三陰交にお灸をすえることで一人でも多く丈夫な赤ちゃんが生まれることを願っています。(自家施灸方法をご指導) |
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頑張って頑張って不妊治療して、不妊治療してなくても自分で努力して 生理がきた日はホントに辛いけど 生理がくると、ホントに辛いけど、 |
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