現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 関西
  3. ニュース
  4. 記事

福井県知事が関電社長と会談 大飯原発の安全対策前倒し

2012年6月15日

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 福井県の西川一誠知事は15日、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働に向け、関電の八木誠社長と会談した。免震事務棟の建設や防潮堤のかさ上げなど未完了の安全対策を前倒しで行うことや、事故時の迅速な情報提供、人員配置の拡充などを求めた。

 西川知事は「福島事故で失われた信頼を取り戻すためには、初動対応などの対策を確立する必要がある。あらゆる努力を払ってほしい」と要望。八木社長は「これから実績を積み上げて、原子力発電への信頼を取り戻したい。全社総力を挙げて、安全対策の構築に努めたい」と答え、プラントメーカーも含めた「再稼働支援センター」を作る考えを示した。

 西川知事は、16日午前に開かれる関係閣僚会合に出席し、野田佳彦首相に再稼働への同意を正式に伝えるとみられる。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
  • 近畿のお天気