淫行:女子中学生淫行容疑、中学校教諭を逮捕−−七戸署 /青森
毎日新聞 2012年06月15日 地方版
女子中学生にみだらな行為をしたとして、七戸署は14日、十和田市東十五番町、野辺地町立野辺地中教諭、後藤竜太容疑者(38)を県青少年健全育成条例違反(淫行(いんこう))容疑で逮捕した。
容疑は、10年9月下旬ごろ、県南地方のホテルで、県内在住の当時中学生の女子生徒が18歳未満だと知りながら、みだらな行為をしたとしている。
県警少年課などによると、金銭のやりとりはなかったという。今月上旬、女子生徒と両親が同署に相談し、発覚した。
野辺地中などによると、後藤容疑者は今年3月まで七戸町立天間舘中で勤務し、同4月から野辺地中に赴任。1年生の担任を受け持ち、理科教育を担当していた。同校の後藤和久校長は「逮捕者が出たことは申し訳なく思う。ショックを受けているのは生徒たちなので、しっかり対処したい。教師としての自覚について教員と話し合いたい」と話した。
橋本都・県教育長は「生徒を指導し守るべき立場にある教員として、絶対にあるまじき行為。生徒や保護者の信頼を著しく損ね、極めて遺憾。事実関係を早急に調査し、厳正に対処する」とのコメントを出した。【宮城裕也】