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…などと言う程に元気があるワケでもなく、10℃を切ったり例年になく寒かった深セン・香港から帰って来た途端に風邪と花粉症に苛まれ、リスケの波や決算と斗いつつ、ニクニク大会議に出席してステーキを喰い帰宅してからベルフェゴールになりつつ、日本語版Siriの出来映えにハァハァ感嘆しつつ、今日この日を生きております。
兎にも角にもここ数日電話やらメールやらお返事出来ず、申し訳ありません。既に返信諸々完了してます。
色々と書くこと(書かなければならないこと)があるのですが、最初はお待ちかねの1期アップデートの件から。
第一弾として20号機まで受け入れます。
価格諸々は以前のエントリの通りでゴザイマス。
次は替え電池の続報。
fi.Q用の替え電池は春節前にとっくに着いていたのですがMB用のリチウムはやはりアレなので船便での輸送により時間が掛かっております。リリースは同時に致しますので暫しお待ちを…。
以前の電池に比べて5%ほど表向きの容量は減りますが、メーカーが変更され信頼性が向上し寿命の延長が見込まれている為にトントンどころか1割増し程度にはなる試算です。
ちなみにMB繋がりですが、今現在MB-1は残り3台の在庫となっています。
ニッチな製品にしては健闘したと手前味噌ながら安堵した次第でして、今回の残りで終売となりますので確保ないしは改造種機としてお考えの方はお急ぎ下さいませ。
fi.Q最終販売分について。
とうとう最終分の計画を考える時が来たという事で、感慨深いものがあります。
販売時期はやや前倒しとなる予定です。
売っていく上でジリ貧になるのは御免だ、という理由…要は既に行き渡るべき所には行き渡っていると踏んでいます。飽くまで本来のコンセプトはワンオフで細かい仕様に基づくものであって「欲しい時に買える」という画一的生産と消費に対するアンチテーゼと書いたら厨二病全開なのでしょうが、求められる内に引き際は作りたい上に、持ってて有り難みのないものを作るのはユーザさんに対しても悪いと考えます。
元々4年前から後にも先にもこういうベラボウなアンプは出せないと公言していたワケで、だからこそ売り方も特殊で使う人を選ぶものであると認識しますし下手にイジって壊すよりもマシである事は言うまでも無いですから。
さて、以上を以って弊社の製品は全面的に世代交代をしなければなりません。
つまりは一発屋からの脱却を図ります。製造方針としてはある程度の数は造る様になりますが、製品に対しての強烈なコンセプトは維持します。なのでカスタマイズに対しては今までと同様の対処をしていく予定です。
ちなみに現状進めている新作の内、以前に画像で出したVittですが中身が陳腐化というよりは普通過ぎて一旦昨年末にボツにしました。よって回路の大部分を再設計する事とし、新しい12V級アンプとして生まれ変わります。
またGoblinも1セル級としてはヘンな回路になりました。
どっちにしろドーンと開き直った製品、アレな人間が作ったアレなアンプになります。
期待せずにお待ちください。
謹啓 夏盛の候、ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。
さて、私こと7月30日をもちまして武蔵音研株式会社の代表取締役社長の任を退き、円満退社することと相成りました。
創業後、わずか一年未満という短い間ではございましたが、弊社に温かいご支援、お引き立てを賜りましたこと心より感謝申し上げます。
何卒、これまでと変わらぬお引き立てを賜りますようお願申し上げます。
さて、この度の辞任について個人的な話ではございますが、私の家庭事情により今後弊社の一員として活動を共にする事が困難になってしまったという経緯がございます。
よりまして現在まで弊社において取り扱いをして参りましたケーブル事業のDOCK STAAR.ブランドについては、弊社より切り離し、私が個人事業主として継続展開していく運びと相成ります。
しかしながら今後のDOCK STAAR.の事業展開における海外戦略および一部製品の開発においては引き続き弊社と強固なパートナーシップを結び進めていく予定でございます。
DOCK STAAR.製品に関するお問い合わせと、現在までご購入頂きました製品のアフターフォローに関しましてはinfo@dockstaar.comまでご連絡くださいますようよろしくお願い申し上げます。
甚だ略儀ではありますが、書中をもちまして退任のご挨拶申し上げます 。
敬 白
平成 23年 7月 30日
武蔵音研 株式会社
代表取締役社長 神崎 真丞
この度平成22年9月24日に武蔵音研株式会社およびMusashi Sound Technologies Co.,Ltd.を法人設立致しました。
この法人は以前より大手掲示板2ちゃんねるで構想発展して参りました、新しい試みの開発者-ユーザー擦り合わせ型ポータブルアンプ「iBasso fi. Questプロジェクト」と、およそ3年間にわたり活動をして参りましたポータブルオーディオケーブル専用メーカーの「DOCK STAAR.」を母体としています。
ポータブルオーディオ業界はアメリカ、ヨーロッパ、中国等海外メーカーが短期に様々な製品をリリースする一方で、ポータブルオーディオにのみ専念する日本メーカーは不在という現状でした。
しかしながら日本人のユーザーは決して少なくありませんし、既に大規模で成熟しつつあるコミュニティも日本各地に存在しています。
武蔵音研株式会社はこの日本人ユーザーの皆様の要求、欲求を満たせるような製品をポータブルアンプ、ケーブル、IEMという総合アイテムをもって、ワンストップサプライヤーとしての役割を果して参ります。
また同時に、今まで事実上不在であった日本発のポータブルオーディオ専門メーカーとしての存在を海外に向けて発信し、製品展開して参ります。
現在までご愛顧とサポート頂きましたユーザーの皆様にこの場を借りお礼申し上げます。
まだ誕生し間もない会社でありますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
〜現在の運営状況について〜
先日fi. Quest第2期前半の受注を開始し、販売定数に達したため受注の一旦打ち切りを致しました。
本来であれば正式なホームページを立ち上げるとともに、販売のスタートを切りたくその準備を進めて参りましたが、法人設立のタイミングでホームページの作製をスタートしたこと、その他準備期間が必要であるためやむを得なくTwitter上での受注承りを決定した次第であります。
このような限られた環境での受注承りになり、また公での告知が遅れた事で情報が十分に行き届いていなかった皆様にはご迷惑をおかけ致しました。
只今一般の販売サイトと同じくホームページ上での受注ができるよう体制を整えておりますので、何卒ご理解くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
なおfi. Questの展開については今後2期後半の展開で終了ではございません。
ただ一部構成パーツの入手が困難な状況であり、どのような配分で提供をしていくか模索しているのも事実です。
武蔵音研株式会社としてはできるだけ長く安定した供給が実現できるよう努めて参りたいと思いますので、以上の点も予めご理解頂ければ幸いでございます。
平成22年10月24日
武蔵音研株式会社
代表取締役 神崎 真丞