旧日本軍の慰安婦だったキム・ファソンさんが13日、京畿道楊平郡のキル病院で死去した。86歳だった。キムさんは平壌出身で、1941年にシンガポールに連れていかれて慰安婦としての生活を強要され、つらい日々を送った。
日本による植民地支配からの解放と同時に韓国へ帰国し、大田で一人暮らしを続けていたが、2008年11月に京畿道広州市にあるナヌムの家(元慰安婦のための生活施設)に入居した。キムさんの死去により、ナヌムの家に住む元慰安婦は8人となった。