ドリカムが献血を呼びかける武道館イベントで「何度でも」

DREAMS COME TRUE

若年層に献血を呼びかける日本赤十字社のイベント“LOVE in Action Meeting（LIVE）”が6月14日、日本武道館にて開催された。

イベントのMCには、13日の初日同様、小林麻耶と「Love in Actionプロジェクト」のリーダー山本シュウが登場。「献血は愛のAction！　Love in Action！」と会場全体を盛り上げ、イベントがスタートした。

2日目のトップを飾ったのは、FUZZY CONTROL。会場からは大きな歓声が沸き、4曲を熱唱。ボーカルのJUONは「この日のために皆に伝えようとずっとずっと準備してきた。自分が想像していた何百倍もの想いを伝えることができた。今日は集まってくれてどうもありがとう」とステージに立つ想いを伝えた。

続いて登場したLOVEは、「今日は献血の日。自分の体を大事にしようという意味も込めて、母のために作った曲を歌います」、と「ヒヒノハ」を含む3曲を披露しました。

また、ライフレシピエントの熊谷さんは、自身の闘病生活を振り返り、「自分の体には、輸血をして下さった人の優しさが詰まっている。献血は人の命を救う素晴らしいもの、自分は（輸血を受けたので）献血をすることはできないが、こうやって伝えることで恩返しをしたい」と献血により命を救われた感謝の気持ちを伝えた。

続く、Who the Bitchは、「世界献血者デ―に、みんなと一緒の時間を過ごせて幸せです！　輸血により延命した家族がいました。それ以来、当たり前のことを愛おしく感じるようになりました。Love in Actionに参加させてもらって、改めて命の大切さを確認することができて感謝しています」と献血の大切を呼びかけた。

ステージの合間には、献血をイメージした真っ赤な衣裳に身をまとった中村正人が登場し、「献血は当たり前のこと、いつか僕も必要になるかもしれないもの、何も気負いする必要はない。僕らの時代は当たり前のようにみんな献血をしていた、若い世代に僕ら世代がもっと献血の重要性を伝えていかなければいけない」と語った。

続々登場する豪華なメンバーに会場はヒートアップ。中澤信栄はその声援に応えるように、3曲を熱唱。「僕が歌を歌って伝えたいメッセージと同じで、明日誰かが元気になってくれたらいいなという気持ちで、先日初めて献血をしてきました」と自身のエピソードを語り、献血を呼びかけた。

最後に登場したのは、DREAMS COME TRUE。「うれしい！たのしい！大好き！」でオープニングを飾ると、「こんなはずじゃなかったのに、ここに来て、みんなの顔を見たら、涙がドバッと出てきた（笑）」と会場を笑わせた。さらに、「今日はみんなに感謝しています。ドリのライブをやっている間は、みんな私の親戚ベイビーズだからね！」とLove in Actionのプロジェクトリーダーである山本シュウの「We are 親戚！」という合言葉から取った呼びかけで、会場を盛り上げた。

中村正人さんは「今日は献血にちなんで赤いスーツで決めてきました。みんな、献血をしよう！　事情があってできない人は献血のことを話しましょう！　約束〜！」と献血を呼びかけた。ステージでは、新曲「MY TIME TO SHINE」を含む全9曲を熱唱し、武道館が歓声に包まれた。

エンディングでは、全アーティストが登場し、会場と一体となり「何度でも」を熱唱。豪華な3時間に会場からは拍手がいつまでも鳴り響いていた。


セットリスト

FUZZY CONTROL
M1 「GONNA MAKE A LOVE SONG」
M2 「SWEET RAIN SWEET HOME」
M3 「モナリザ」
M4 「Born To Be Wild」

LOVE
M1 「オドレイ」
M2 「ヒヒノハ」
M3 「 Let Your Love Sing! 」

Who the Bitch
M1 「手」
M2 「ベクトル」
M3 「赤いレモンティー」

中澤信栄
M1 「All For You」
M2 「パノラマ」
M3 「簡単なやさしさじゃない」（新曲）

DREAMS COME TRUE
M1 「うれしい！たのしい！大好き！」
M2 「MY TIME TO SHINE」
M3 「愛がたどりつく場所」
M4 「大阪LOVER」
M5 「黒ドリメドレー（オリジナル）」
M6 「この恋はハードボイルド」
M7 「朝がまた来る」
M8 「その先へ」
M9 「TRUE, BABY TRUE..」

M1 「想像を超える明日へ」　（エンディング）
M2 「何度でも」※全アーティスト登場　（エンディング）