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2012年6月14日(木) 19:14 |
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香川県立中央病院、医療ミス認める
香川県立中央病院で、女性患者のレントゲン写真などに異常な陰影があったにもかかわらず、医師が確認を怠たり肺がんの発見が遅れたとして、病院側が遺族に慰謝料など5000万円を支払うことを明らかにしました。
病院によりますと、当時50代の女性が、県立中央病院で、2008年2月に胸部のレントゲン検査を同じ年の8月に胸部のCT検査を受け、いずれも肺に異常な陰影があったにもかかわらず、医師が確認を怠っていました。 女性は2009年6月に肺がんが見つかり、2010年10月に亡くなりました。 県立中央病院は、去年1月に女性の遺族から診療情報の開示請求を受けて初めてミスを認め、遺族に謝罪して慰謝料など5000万円を支払うことで和解しました。 病院では、検査結果を必ず確認するなど、再発防止につとめるとしています。
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