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2012年6月14日(木) 19:14 |
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クラウド活用、小学校で未来の授業
倉敷市の小学校で、タブレット端末を使った授業が行われています。 急速に普及する携帯端末など、最新のIT技術を教育現場にどう生かせるか、NTTの試みに倉敷市と小学校が協力しての取り組みです。
メダカのオスとメスの違いを見分ける理科の授業です。 倉敷市立粒江小学校では、昨年度から、5年生の児童にタブレット端末を配り、理科や算数などの授業に活用する試みが行われています。 「クラウド」とは、インターネット環境を示す言葉です。 データを雲の上、すなわちインターネット上に保存し、どこからでも呼び出すことができる環境のことをいいます。 教室にはネットワーク環境が整備されていて、教材を担任がクラウドから呼び出し、児童の端末に配布します。 児童がドリルに回答すると、担任の端末で瞬時に把握できます。 まるでゲームのような授業に皆、夢中です。 家庭に端末を持ち帰り、同じ教材で復習できるなど、クラウドならではのメリットもあります。 様々な可能性を秘めた教育現場でのクラウドの活用です。 10年後には、子供たちの勉強の仕方が大きく変わっているかもしれません。
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