 |
2012年6月14日(木) 19:14 |
|
 |
中高生がロボットサッカーで世界へ
人間ではなく、ロボットがサッカーをする「ロボットサッカー」をご存知ですか? 来週からメキシコで開かれる世界大会に、香川の中学生高校生などで作るチームが参加することになりました。
フィールドでボールを追って、ロボットが動き回りゴールを目指す。 これがロボットサッカーです。 このロボットサッカーのチームで、香川の中高生など3人で作る「TeamMoon(チームムーン)」です。 3人は、高松市の参加体験型施設「eーとぴあ・かがわ」のロボット製作講座の受講者です。 今年3月に兵庫県で開かれたロボットサッカーの日本大会です。 ロボットサッカーは、10分ハーフの20分で得点を競います。 2対2で行われ、赤外線を発光するボールをロボットが感知して追いかけます。 「TeamMoon」は日本大会で準優勝し、来週メキシコで開かれる世界大会への出場を決めました。 ロボットは手作りで、壁との距離を感知するセンサーや、東西南北などの位置を測るセンサーも付いています。 さらに、その形にも工夫が凝らされています。 ロボットサッカーは、試合前にパソコンでボールの赤外線を感知したら、ボールを持って相手の陣地に向かう。 ボールを見失ったら自分の陣地に戻るなど、あらかじめ設定します。 試合中は、ロボットがそのプログラムに従ってプレーします。 次世代のロボット技術の担い手育成を目的に始まったロボットサッカーですが、メキシコの世界大会には30か国以上のチームが参加します。 香川から世界へ。 未来のロボット業界を支えるかもしれない、3人の挑戦が始まります
|
|