事件LED電球の光足りない! 景品表示で12社に再発防止命令2012.6.14 18:58

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LED電球の光足りない! 景品表示で12社に再発防止命令

2012.6.14 18:58 家電
光量が不足していると指摘を受けたLED電球

光量が不足していると指摘を受けたLED電球

 発光ダイオード(LED)電球の販売で「60ワット相当の明るさ」などと表示していたのに実際は光量が足りなかったとして、消費者庁は14日、景品表示法に基づき12社に再発防止を求める措置命令を出した。

 同庁によると、問題を指摘されたのは12社の計54商品で、売上総額は約8億円。中には、表示に対し約30%の光量しかなかった商品もあった。

 12社は2009年から家電量販店やインターネットなどでLED電球に「40ワット相当」「60ワット相当の明るさ」などと表示。日本工業規格(JIS)では、白熱電球の40ワット形は光の総量を表す単位ルーメンに換算すると485ルーメン、60ワットは810ルーメン。この基準をLED電球に準用すると、実際には規定の約30%から約85%の光量しかなかった。

 12社は、アガスタ、オーム電機、グリーンハウス、恵安、光波、セントレードM・E・、タキオン、リーダーメディアテクノ(以上東京都)、エコリカ、コーナン商事(以上大阪府)、エディオン(広島市)、スリー・アールシステム(福岡市)。

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