天皇陛下は7日午前、皇居・御所で、アルメニアから来日中のサルキシャン大統領と会見した。大統領は「寛仁親王殿下のご逝去に、謹んでお悔やみ申し上げます」と弔意を伝えた。天皇陛下からは、大統領が5日に東日本大震災被災地を訪ねたことや、同国からの資金援助50万ドルに対する感謝が伝えられたという。
天皇陛下や皇族方は、寛仁さまの亡くなった6日から5〜90日間の服喪に入り、行事の取りやめや出席中止が相次いだ。皇太子さまは7日に予定していたコソボ首相との接見や、各国駐日大使との接見を中止。秋篠宮さまは7日からの岡山県、9日からの京都府訪問をいずれも取りやめた。