ニュース詳細
福井知事 運転再開同意を伝達方針6月14日 5時7分
K10058163411_1206140520_1206140524
関西電力大飯原子力発電所の運転再開について、福井県では、13日、県議会の過半数を占める自民党系の最大会派が、事実上、西川知事に判断を一任する方針を決め、14日、おおい町の時岡忍町長が、同意を表明する方針です。
福井県の西川知事は、15日、野田総理大臣と会談し同意を伝える方針で、最終調整を行っています。
大飯原発の3号機と4号機の運転再開を巡って、福井県の西川知事は12日、大飯原発を視察し、「対応はできている」と評価したうえで、「おおい町と県議会の意向を踏まえて判断する」としています。
このうち福井県議会では13日、過半数を占める自民党系の最大会派が、事実上、西川知事に判断を一任する方針を決め、各会派が14日の全員協議会で意向を表明することになっています。
また、おおい町の時岡忍町長が14日、町議会で同意を表明する方針です。
福井県の西川知事は15日、野田総理大臣と会談し、運転再開への同意を伝える方針で、最終調整を行っています。
政府は、福井県の同意が得られたあと関係閣僚らによる4大臣会合を開き、運転再開を正式に決定することにしています。
夏場の電力不足を懸念して運転再開を求める声がある一方で原発の安全への不安や政府への不信の声も出ていて、国論を二分した大飯原発の運転再開は最終局面を迎えます。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|