できごと詐欺容疑で男2人逮捕 JAの住宅ローンめぐり 和歌山2012.5.8 23:39

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できごと

詐欺容疑で男2人逮捕 JAの住宅ローンめぐり 和歌山

2012.5.8 23:39

 JAの支店に虚偽の所得証明書を提出して住宅ローン融資を受け、自己破産して約3700万円を詐取したとして、和歌山県警和歌山東署は8日、詐欺容疑で、和歌山市新堀東の会社員、逸見将功容疑者(47)と、同市鳴神の建設会社「松田産業」社長、松田義男容疑者(53)=同市津秦=を逮捕した。同署によると逸見容疑者は容疑を認め、松田容疑者は「関与していません」と否認しているという。

 逮捕容疑は平成18年2月、2人は共謀し、逸見容疑者が松田容疑者に住宅の建設を発注して和歌山市内に一戸建て住宅を建てるため、JAわかやま四ヶ郷(しかごう)中之島支店(和歌山市)に虚偽の所得証明書を提出。同年7月に約3700万円の融資を受けたが、自己破産して全額をだまし取ったとしている。

 提出された所得証明書が虚偽だとわかり、融資保証をする和歌山県農業信用基金協会が22年2月、同署に詐欺容疑で告発していた。損失分は同協会などが穴埋めしたという。

 JAわかやまなどによると、同支店は、松田容疑者が請け負った住宅について、購入者の十数人に対し計約6億円を融資。一部返済が滞っているといい、同署は松田容疑者がほかにも融資を詐取した可能性もあるとみて調べている。

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