こころのケアという言葉に隠された差別
テーマ:精神医療一見良いんじゃない?っと思ってしまう。
少なくとも薬害は減ると。
しかし、実態は結局、薬物治療がもれなくついてくる。
だから、認知行動療法も良くない。
皆さんは、こんな議論してしまうこと自体、非常にあぶないことだと気が付いているだろうか?
最大の問題はレッテル張りだということに気が付いているだろうか?
言い換えれば、劣悪な労働環境、画一的な教育現場、マニュアルに従い処理される医療現場、そうした現場の問題が個人の問題にすり替えられてしまうという危うさである。
この危うさに気が付かないものが、善意の陰謀に加担するのである。
人々の精神を病む最大の要因は、環境や人間関係に起因するものがほとんどであると私は思う。
本当のメンタルヘルス対策とは、そうした環境改善や人間関係の改善であるはずだ。
それは、社会そのものを改善し、人々の活気あるもの生活の実現に資するものだ。
お父さんが眠れないのはなぜだろう?
子どもが学校に行けないのは何故だろう?
切れるのは何故だろう?
まずは、会社や学校さらには家庭を疑うのが普通じゃないのか?
精神疾患のレッテルを貼られるものの多くはそうした環境に適応できなかった者達である。
会社や学校、そして家庭の問題を体現している。
そこから学ぶべきなのは、周囲の人間の方である。改めるべきなのはそちらだろう。
病気といわれている方がまともじゃないのか。
沢山の被害者に会ってきたが、事実その通りである。
薬物療法も認知行動療法も、問題を個人の問題にすり替えることに変わりはない。
こころの基本法の内容をチェックしているが、この法律の最大の問題点もそこにある。
あなたの為と言いながら、実は差別しているのはあなたたちのほうだ。
変わるべきはあなたたちのほうだ。
重要なのは違いを認め許容することである。
(「あなたの為」とか「普通は」とかを良く使う人が私は一番嫌いである。)
そもそもの福祉とはそういうものであったはずだ。
こんなことを改めて主張するのも恥ずかしい。
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1 ■拉致監禁会社?
こういうものも、取り上げてくれませんか?
http://www.k4.dion.ne.jp/~care/
>統合失調症・各種精神病・うつ病・アルコール依存症・ひきこもり・薬物依存 治療を拒む対象者様を、安全に病院へ搬送いたします
前は別居の子供も対象にしてると載ってたけど、それは無くなったなあ
●子供が独り暮らしをしているが、様子がおかしい。という記述があるアーカイブ
http://web.archive.org/web/20100417083750/http://www.k4.dion.ne.jp/~care/isou-inf.html