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 振り込め詐欺撲滅キャラバン隊

2012/06/14 17:15

「振り込め詐欺」や、金融商品の取引話を持ちかけて、現金を騙し取る「利殖勧誘詐欺」などの被害を撲滅しようと、県と県警が県内各地で啓発活動を繰り広げるキャラバン隊の出発式が今日、和歌山市で行われました。
キャラバン隊の出発式は県庁南別館で行われ、県と県警の関係者ら、およそ50人が参加しました。
まず、県警察本部の山岸直人本部長が、「県と県警が連携して活動し、振り込め詐欺の撲滅に大きな成果をあげることを願っています」と挨拶しました。
続いて、県警察本部生活安全企画課犯罪抑止総合対策室の辻寿三室長が出発を宣言し、白バイを先頭に、キャラバン隊が出発しました。
このあと和歌山市川辺のショッピングセンター「イズミヤスーパーセンター紀伊川辺店」では、キャラバン隊に加え、地域のボランティアなどおよそ20人が出て街頭啓発活動を行い、買い物客に注意を呼びかけました。
県警によりますと、振り込め詐欺や利殖勧誘詐欺などの発生件数は、今年に入って5月末までに37件、被害総額はおよそ2億5000万円となっていて、去年の同じ時期に比べて26件、およそ2億円増加しています。
被害者は65歳以上の高齢者が多く、県警では、「警察や家族に相談したりして、十分気をつけてほしい」と注意を呼びかけています。
このキャラバン隊は、今月29日まで県内各地で、広報啓発活動を繰り広げる他、県と県警は、振り込め詐欺の被害を防止するための活動を推進してもらうよう、県内の各市町村長に協力を依頼します。



 女性従業員刺殺事件 死因は失血死

2012/06/14 17:14

昨日正午すぎ、和歌山市神前のカーテン販売店で、従業員の藤井茉登佳さん22歳が、25歳の知人の男に、包丁で腹や胸、首を刺され、殺害された事件で、司法解剖と検視の結果、藤井さんの死因は失血死とわかりました。
一方、藤井さんを刺したあと、飛び降り自殺を図って死亡した大阪市東淀川区の無職、野原大雅容疑者25歳の死因は、検視の結果、出血性ショック死とわかりました。
警察では、交際をめぐるトラブルを含め、2人の間に何らかのトラブルがあったと見て、詳しい調べを進めています。



 近畿地区麻薬取締協議会 (紀北)

2012/06/14 16:16

麻薬の取り締まりにあたる関係機関が、犯罪の具体例や取締りの現状などの情報を交換する会合が、今日、和歌山市で開かれました。この近畿地区麻薬取締協議会は、厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部が、毎年、開催していて、入国管理局や税関、警察、海上保安部をはじめ、アメリカの麻薬取締局など42の機関からおよそ70人が出席しました。
協議会では、近畿厚生局麻薬取締部の三澤馨部長が「昨今は地方の空港が麻薬の密売に使われるなど、地域での取り締まりの連携も重要となっている」と挨拶しました。また、厚生労働省監視指導・麻薬対策課の川瀬泰治課長補佐は、「脱法ハーブと称して販売されている違法ドラッグによる死亡事例や事故が連日報道されている」「乱用防止と取締りが急務であり、薬事法上の指定薬物に指定することや、流通している薬物の包括的な規制方法の検討に入っている」と報告しました。協議会ではこのほか、麻薬犯罪の手口や裁判事例の分析、捜査上の注意点などについて意見が交わされました



 医大が手術ロボット「ダヴィンチ」導入

2012/06/14 16:14

県立医科大学は早ければ年内にも前立腺がんの摘出手術などに実績がある手術支援ロボットを導入することを決めました。これは今日、和歌山市の県立医科大学で板倉徹学長と泌尿器科学教室の原勲教授が会見して発表しました。
導入する手術支援ロボットは、商品名「ダヴィンチ」という機器で、がん対策の強化や先進医療の実施という目標を実現するため導入を決めました。
ダヴィンチを使って、医師は内視鏡が映し出した画像を見ながらコントローラーを操作しがんの切除手術などを行います。実際に手術を行う手術器具の鉗子が複雑な動きができるようになっているほか、高解像度の3D画像を見ながら手術できるため、従来の内視鏡手術に比べて繊細で正確な操作が可能で、周辺臓器の損傷などのリスクも軽減されるとしています。
前立腺がんのロボット手術が今年4月から保険請求対象手術となったため当面は泌尿器科で運用します。
現在、県立医大では前立腺がんの内視鏡による手術は年間50例、開腹手術は年間20例ほどあるということですが、ダヴィンチの導入後は、年間90例前後の手術が見込まれるということです。ダヴィンチの導入は、近畿圏では、京都大学など実際に治療を行っている機関としては4例目となり、県立医大は、早ければ今年中に最初の手術ができると話しています。このダヴィンチ、子宮の摘出手術などにも実績があり、今後、保険適用も見極めながら、婦人科や消化器外科などの分野にも広げていきたいとしいて、原教授は「先進的な医療が展開できると期待している」と話しました。



 ウイルスアプリで詐欺6人逮捕

2012/06/14 16:13

架空の料金請求をするウイルスを仕込んだスマートフォンのアプリを使い現金をだまし取ったとして、警視庁は今日までに、不正指令電磁的記録供用と詐欺の疑いで、新宮市の無職、真砂千執容疑者45歳とIT関連会社の役員らあわせて6人を逮捕しました。
スマートフォンのアプリをめぐりウイルスの供用容疑が適用されるのは全国で初めてで、今後はウイルスの作成容疑も追及するとしています。



 信愛短大生が田植え体験 (紀北)

2012/06/14 15:22

和歌山信愛女子短期大学の学生たちが今日、生活文化学科の学習として和歌山市内の田んぼで田植えを体験しました。
信愛短大では、生活文化学科の食物栄養専攻生を対象にした前期学習の取り組みとして、JA和歌山中央会の支援を受けて雑草や害虫を食べるアイガモを使った無農薬栽培をはじめとする安全・安心な米づくりを体験することで、食材の生産環境も考えられる栄養士の育成をめざしています。
和歌山市梅原の水田では1年生45人が、農家の貴志正幸さんから苗の植え方を教わったあと、田植えを体験しました。
信愛短大では後期の授業で、県内産の食材を使った弁当づくりに取り組む予定で、今日学生たちが植えたアイガモ米を使用します。
学生たちはこのあと2週間後にアイガモを放ち、10月中旬の稲刈り、下旬の脱穀を体験し、地産地消の弁当を作ります。



 救馬渓観音のアジサイ見ごろ

2012/06/14 14:17

上富田町の救馬渓観音で色とりどりのアジサイが咲き梅雨空を彩っています。上富田町生馬の救馬渓観音の本堂裏に、平成14年に開園した「あじさい曼荼羅園」には、およそ6600平方メートルの敷地に120種類、1万株以上のアジサイが植えられています。
今年は気温が上がらなかったため、咲き始めが例年より1週間から10日ほど遅くなりましたが、ちょうど今、見ごろとなり、園内の斜面には青や白、紫、桃色などに彩られたアジサイが競う様に咲き、雨に打たれしっとりとした趣を醸し出しています。救馬渓観音の「あじさい曼荼羅園」は来月10日まで開園していて、今月17日には「あじさい祭り」が行われ、バザーや熊野高校吹奏楽部の演奏などが繰り広げられます。



 住宅ローン詐欺で新たに逮捕

2012/06/13 19:30

平成18年6月に、住宅ローンの名目でJAわかやまから、3700万円の融資金を騙し取ったとして、和歌山東警察署は今日、新たに59歳の無職の男を逮捕し、53歳の建築業の男を詐欺の疑いで再逮捕しました。
新たに逮捕されたのは和歌山市弘西の無職、古米彰容疑者59歳で、再逮捕されたのは和歌山市鳴神の建築会社有限会社松田産業社長の朴義男容疑者53歳です。
和歌山東警察署の調べによりますと、古米容疑者と朴容疑者は共謀して、JAわかやまの支店に、嘘の所得証明書などを提出し、平成18年6月、住宅ローンの名目で3700万円の融資金を騙し取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
朴容疑者は、別の47歳の会社員の男と共謀して同様の詐欺事件を起こし、すでに詐欺の罪で起訴されています。
融資を保証した県農業信用基金協会が、先月31日に被害届を出していました。
調べに対し、2人は、容疑を認めているということです。



 女性店員を刺殺して飛び降り自殺

2012/06/13 18:09

今日正午すぎ、和歌山市のカーテン販売店で、22歳の女性従業員が、25歳の男に包丁で刺され、死亡しました。
その後、男は、およそ700メートル北にある病院の従業員寮から飛び降り自殺を図り、死亡しました。
事件があったのは、和歌山市神前のカーテン販売店で、和歌山東警察署の調べによりますと、今日正午すぎ、店舗の入り口付近で、和歌山市湊に住むこの店の従業員藤井茉登佳さん22歳が、腹や胸、首などを複数回刺されて倒れているのが見つかりました。
藤井さんは、意識不明の重体で、病院に運ばれましたが、間もなく死亡しました。
店内には女性従業員と女性客がいましたがけがはなく、「助けて」という叫び声を聞いた女性客が、店の前の道路で工事をしていた男性作業員に助けを求め、男性作業員が、「女性が血を流して倒れている」と消防に通報するとともに、通りかかったパトカーを呼び止めました。
倒れていた藤井さんのそばで、血の付いた刃渡りおよそ20センチの出刃包丁が見つかっています。
藤井さんを刺したのは、大阪市東淀川区に住む無職の野原大雅容疑者25歳で、男は犯行のあと現場からおよそ700メートル北の総合病院の隣にある従業員寮の4階通路から飛び降り自殺を図り、意識不明の重体になり、この病院で手当てを受けていましたが午後4時前に死亡しました。
男は返り血を浴びていて、靴の底などに藤井さんの血がついていたということです。
また、犯行現場近くのタクシー会社の従業員が、特徴が一致する男が和歌山電鉄貴志川線の線路内を北に走っていくのを目撃しています。
警察の調べによりますと、男は、去年12月まで、和歌山市内のゴルフ用品販売店で働いていて、同居する祖母には「2年半ほど前から、女性と交際している」と話していたということです。
なお藤井さんから、DVやストーカーの被害を受けていたという報告はなかったということで、警察は2人の関係など詳しい調べを進めるとともに、容疑者死亡のまま男を殺人容疑で書類送検する方針です。



 フェンシング西岡選手 五輪出場

2012/06/13 16:35

ロンドンオリンピックのフェンシング女子フルーレに、県立和歌山北高校出身の西岡詩穂選手が出場することが決まりました。
西岡詩穂選手は和歌山市出身の23歳で、県立和歌山北高校から日本女子体育大学に進み、現在は、群馬県に本社を置くアミューズメント施設運営会社「NEXUS」に所属しています。
今年4月に和歌山市で開かれたフェンシングのアジア選手権では、女子フルーレ団体の日本代表メンバーとして出場し、チームの準優勝に貢献しました。
日本の女子フルーレは、今年3月末時点の世界ランキングで8位となり、オリンピックの出場権を獲得していました。
今日開かれた日本フェンシング協会の理事会で選手選考が行われ、これまでの国際大会の成績などから、西岡選手は4人の代表選手のうちの1人に選ばれました。
和歌山北高校で西岡選手を指導した市川真知子教諭は「中学生のころからフェンシングに打ち込み、熱心に練習をしてきた選手なので、オリンピック出場という目標が叶ったことをうれしく思っている」と話し、「体調を整えてベストな状態でオリンピックに臨み、上位をめざしてほしい」と教え子の活躍に期待を寄せていました。



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