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宮城 HPに不正アクセスの被害
6月13日 17時55分

宮城 HPに不正アクセスの被害
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宮城県内の企業や法人少なくとも60の団体のホームページが不正なアクセスを受け、中国語の文章などが書き込まれる被害が出ていることが分かり、ホームページを管理する仙台市の会社は警察に被害を通報しました。

不正なアクセスを受けたのは、仙台市若林区の会社にあるこのコンピューターが管理している宮城県内の企業や法人の少なくとも60の団体に上っています。
このうち、地元企業の経営者に税務の研修を行っている社団法人仙台中法人会のホームページは、アドレスを打ち込むと中国語と英語の文章とともに、どくろのマークや中国の国旗、それに中国の歴代の指導者の顔写真が現れます。
このほかにも、気仙沼漁業協同組合や宮城県中小企業団体中央会なども、同じような被害が確認されました。
会社は、警察に被害を通報するとともに、不正に書き込まれた文章を削除するなどの対応に追われています。
この会社によりますと、ホームページを閲覧するだけでは、ウイルスに感染したり情報が盗み出されたりするおそれはないということで、「攻撃を受けたことに思い当たることはないが、再び不正なアクセスの対象とならないように、管理の強化を図りたい」と話しています。

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