東日本大震災:がれき広域処理 知事、今夏に態度表明 会見要旨(一問一答) /佐賀
毎日新聞 2012年06月14日 地方版
記者会見でのその他の主なやりとりは次の通り。
−−野田佳彦首相が関西電力大飯原発の再稼働の必要性を表明した。どう受け止めた?
総理のこの問題にかける意気込みを感じさせるものだった。地元がどうするか、政府が最終的にどう判断するかを引き続き注視していきたい。
−−県内市町と九電の安全協定について、伊万里市長が県の後押しを求めているが。
県は立地町以外の県内市町を代表して協定を結んでおり、新たな枠組みを提案をすることは考えていない。福岡、長崎は県自体が安全協定を結んでいなかったので、県と市町が一緒になってやっていたと思う。
−−再稼働判断での専門家委員会設置は。
考えていないが、これまでも必要に応じて専門家の意見を聴取してきた。安全性についての議論は今後発足する原子力規制庁や新しい国の安全委員会でしっかりやってほしい。地元の判断が注目されるのは本来の姿ではないと思う。
−−再稼働についての考え方は。