元ディストリビューターです。と言っても全く誰にも売りつける勇気がなかったので結局在庫抱えてそれを処理するために個人利用してただけですが。
本筋からそれるが、何故マルチまがい(ネットワークビジネス)の"成功"のイメージって、外車・パーティー・クルーザーってパターン化してるんだろう?
簡単です。生存バイアスです。そういう世界観を持つことを強要され、そのギラギラのイメージに耐え切れるやつだけが残るからです。ホストとかと一緒。
残りはこの1行で済む話をダラダラと引き伸ばしただけの話になります。
ですが、まぁ殆どの人は売れません。実感としては8割以上の人は全く売れないか、家族が協力してくれる、くらい。
精神論です。
そんなものありませんよ。
人間関係を広げて、そのひとたちに「私との関係が切れるのと、商品を買わないのとどっちが大事」と迫る厚かましさが全てです。
だから、出来ない奴は「だせぇ、要は、勇気がないんでしょ」で全て切り捨てられる世界です。
ぶっちゃけ、あの記事を読んで反発を感じるようならマルチの世界は向いてません。
で、精神論の世界なので、上の人の指導は「いかにモチベーションを高めるか」みたいな話だけになります。
その時に出てくるのが、テンプレの成功イメージというやつです。
アメリカウルトラ横断クイズよろしく「お前たちもこうなりたイカ?」「おー!」みたいなノリを強要されます。
この時点でついていけない奴は脱落します。
このノリについていける、望ましいと思う奴が次の段階に進みます。
次は、このイメージを他人に向けて語れるかどうかの壁が待っています。
大抵の人は、自分はいいなと思っても、やはり恥の意識というか常識にとらわれているので
「こんなの他の人に言ったら変人扱いされるよな」という恐怖を覚えます。
ここで吹っ切れない奴は私のように、半年か1年くらい商品を買い続け、儲からないだけであることを自覚して退会します。
ちなみにこの段階でグズグズしていると、上の人からしつこくしつこく「家族がいるやろ・・・」「友達がおるやろ・・・」と
なんかヤクザの人が身内を風呂に沈めるときのような生ぬるい口調で迫ってきます。まじこわい。
しかしここで「常識にとらわれてはいけないのですね」と吹っ切れて
他人に向けてこの「成功」イメージを語ることに抵抗がなくなると、いよいよ「成功」に近づきます。
いったん吹っ切れたら、あとは話しかける人が増えればそのうち100人に1人くらいは引っかかります。
大抵の場合、金持ち父さんのファンページとか、キャッシュフローゲーム会とか、意識の高いブログを作成して
そこで集客した人を取り込むみたいなやり方でした。
ここまでいくと、もう「テンプレ化した成功イメージ」に抵抗はないし、内面化されています。
というわけで、元々の適性もありますが、
まともな人間に負荷をかけて、常識を取り除き、「テンプレ的な成功のイメージ」を内面化させる、
というマルチ商法のプロセスを無事に通過した人だけが残ります。以上。
マルチ商法業界の人は「成功」を「成幸」と言うことが多いのが気持ち悪い。