ゲーム
オーバー。
私が
怒りの感情をぶつけたら
こんな風に
なるんだ。
はい。
終わり
か。
当たり前か。
仕方ない。
というか
やっぱり
そうだったか。
ちょっと
がっかりしている
かな。
私の
気持ちは
わからなくて
いい。
わかってもらおうとした
ことが
間違いだった。
私は、
これからも
生きていく
から。
今日の
この想いが
大地に
染み込んで
いけばいい。
最後
こんな感じに
なっちゃって
ごめんね。
でも、
昨日も言ったけど
後悔はないです。
今までの
私は、
私だし。
そして、
最後の私も
本当の
私
です。
言った
言葉っていうのは
取り返せない
からね。
言葉は
人を
確実に
傷つけるときも
ある。
そして、
私も
同じような言葉を
たくさん
受けてきたから
わかります。
言われたら
一番
つらい人からも
たくさん
言葉を受けてきた。
でも、
私は、
続けて
来たんだ。
だからね。
私が
もし
酷い言葉を
言ったら
きっと
終わるだろうな
って
思ってた。
やっぱり
終わったね。
君は
思った以上に
弱かったね。
そう。
君が
弱いことを
私は、
知ってるよ。
いい加減
頭に
来たんだ。
君は
君のテリトリーから
一歩も
出ていないのに。
君は
とても
すごい人だ
と
私は、
思う。
私は、
音楽のことは
素人だから
よくわからないけれど、
君が歌う
歌が
他の人の
歌う
歌と
違うのは
わかる。
それは
君が
命を
削りながら
今まで
音楽と
向き合ってきた
からだろう
と
想像する。
そういう人にしか
作ることの
できないものだと
素人の私にも
わかる。
だから、
私は、
私なりに
それ相当の覚悟で
君の作る
歌と
向き合ってきた
つもりだ。
君の
姿が
生き様が見えて
くることも
あった。
君が言う
1%の君を
私は、
感じた。
そこに
君の
100%が
ある
その瞬間を
そのときは
感じた。
そして、
私は、
人としての
残りの99%の
君も
好きだったんだ。
だからね。
いつもはね
そちらに
どうしても
比重が
傾いてしまうように
なった。
君に
幸せに
なってほしいと
思った。
君に
好きになってもらいたいと
思った。
私は、
あれやこれやと
一生懸命
考えたよ。
君が
悲しそうな
顔をすると
私まで
悲しくなった。
でも
君の悲しみは
素晴らしい
歌になる。
君は叫んだ。
みんなは
言った。
これぞ
孤高のロック
だと。
君の
悲しみの
表情を見て
言った。
まさに
ロックの
佇まいだ
と。
君は
本当の
悲しみを
歌うから。
あるがままの形で
歌うから。
そんな人は
君以外に
いないから。
みんな
君に
求めている。
悲しみの
歌を。
そして
次の日から
また
それぞれ
生きていくんだ。
手を叩いて
喜び
帰る人達。
そりゃあ
みんな
いろいろ
あるだろうけどさ。
私は、
思った。
私も
また
一人で
帰りながら
思ったのです。
君は
今
何をしているだろうか。
気になったんだ。
君の孤独を
誰が知る。
人は
さ。
みんな
自分のことで
精一杯
だからさ
仕方ないけれど。
私は、
私も
どうせ
一人だし
ね。
今まで
ちゃんと
人と
向き合って
こなかったから
この人と
向き合って
みようかな
と
思ったのです。
最初で
最後。
今
生きている
私の
この人生で
一度だけ
真正面から
人と
ぶつかってみよう
と
思った。
ちょっと
好きになりすぎたのは
誤算だったけど。
私の人生も
(馬鹿っぽい人々のせいで)
それなりに
いろいろあって
思うように
いかないことも
たくさんあったけど
でも、
私は、
できるかぎりのことは
やったと思うし
何の後悔もない。
最後に
こうなったのは
何でだろうね?
要するに
私は、
幸せになりたいと
思ったし
君にも
幸せに
なってほしいと
思ってたんだけど
よくわからなく
なったんだよね。
私はさ、
言ってることと
やってることが
違うっていうのは
やっぱり
嫌っていうのも
あるけれど、
何よりも
わけがわからん
と
思ってね。
私に
人を
信じる気持ちが
足りないせいかも
しれないけれど
まあなんとも
長い時間
わけわからない状態が
続いたからね。
そこで、
ちょっと
もう、いいや
と
思ったのですよね。
君が
幸せになってくれれば
それで
いいや
と
思ってね。
それで
いいかな
と
思えた。
でも
その度に
私は
引き戻された。
しっかりと
想いを
信じたいと
思った。
でもさ、
私が
想いを
まっすぐ
ぶつけたところで
何にも
変わらなかった。
当たり前かも
しれないけれど。
でも
それでも
いいかな
って
思ったりも
していたし
きっと
いつか
と
思っていたりもした。
その間にも
いろんなことが
あった。
意味のわからない輩が
まとわりつきだして
それは
たしかに
現実の私の世界にも
土足で
あがりこんできた。
そして、
いろんなことが
わかってきた。
世の中には
恐ろしく下品なやつが
いること。
そして、
君の
弱さも
ね。
前に。
きつねの話を
したよね。
手袋を
買いにきた
子ぎつねの話を。
私のところにも、
ふさふさのしっぽをした
きつねが
人間のふりをして
手袋を買いにきたんだ。
私は、
でも
手袋を
売ったの。
枯れ葉のお金と
交換で。
私は、
枯れ葉を見ながら
かわいらしい
こぎつねのことを
楽しく
思い出したりも
した。
そのあと
私の
手袋屋さんは
立ち行かなくなって
店をしめてしまった。
そして、
悪いことを考えるやつも
いるもので、
その話を聞くや否や
それを
うまく利用した
やつが
いた。
私は、
知っている。
そいつが
何を
したかを。
とても
許せないこと。
大切な人の
大切な想いを
踏みにじった。
その日から
私は、
このブログの扉を
固く
閉ざした。
話が
それたけれど
いろんなことが
あった。
今も
続いている。
現実の世界でも。
そんな中で
君を
思っていた。
ほんとに
話が
それた。
ぼろくそ
書くつもりだったのに。
私は、
もう
何も
望んでいなかった。
けれど、
心のどこかで
何かを
望んでいた。
想いを
途切れさせないように
なんとか
続けていた。
でも、
私の99%の
生活は。
そして、
ある日
砂浜に
建てたお城が
崩れたんだ。
とても
特別な
月の夜に。
君は
いなかった。
私は、
一人だったんだ。
もう一度
砂浜の上に
お城を
作ることは
私には
できそうに
なかった。
だって
もう
何度も
お城を
建てたのですよ。
何度も。
何度も。
壊れそうな
砂浜の
上で
私は、
ひとりで。
お城が
波にさらわれて
崩れたときも
やっと完成したときも
君は
いなかった。
私が、
君を訪ねると
君は
また
作ったらいいじゃないかと
言った。
元気が出る歌を
歌ってくれた。
最後のお城が
崩れて
それが
最後の
お城だったんだと
気づいた。
でもさ、
何も
変わらなかった。
お城が
崩れても。
私は、
きっと
また
元気を取り戻して
お城を
作りはじめるかもしれない。
そんな私の目の前に
一人の人が
立っていた
たくさんの
有象無象の輩の
一人
だった。
けれど
その人の
下卑た魂を
感じた瞬間
気持ちが悪くなった。
私は、
どうして
こんな人と
おなじ空気を
吸わなければ
ならないのだろう。
と
同時に
いろんなことが
わかった。
その空気を
吸わなければ
わからなかったことが
わかった。
私の
我慢が
足りなかったせいかも
しれない。
けれど、
もう
限界だったのです。
その人は
さ。
君の延長線上に
必ず
いるんだよ。
どこまでも
ついてくるの。
ハイエナみたいに
狙ってる。
私が死んだら
骨まで
しゃぶられる。
私は、
ただ
綺麗な空気が
吸いたかった。
気を失いそうだった。
倒れそうになった
そこに
砂の城が
あったのだと
思う。
もう
何も
言いたくなかった。
私が
何か言っても
たぶん
君の
いう言葉は
わかる。
そのくせ君は
フェデリコ・フェリーニの
「道」
を
見たりする。
前にも
書いたけれど、
吉田兼好という人はさ
最初は
四十路に足らで死ぬるこそ
なほめやすかるべけれ
とか
言ってるんだけど
結構
生きている。
だから
きっと
私も
君も
光を
決して
失わない人だと
思う。
きっと
太宰でさえ
もっと
生きたかったのではないかと
今の私には
思える。
芥川
だって。
でも。
目の前に
押しつけられる空気が
私達を
死に誘おうと
する。
そして、
その幻想に
心安らぐ
自分を
見つけて
はっとする。
いいかげん
目を醒ませ。
いつまで
こんなことを
続けるんだ。
頭の中で
ぐるぐると
いろんなことが
巡った。
私は、
幸せになりたい。
君だって
幸せになりたいのでは
ないか。
それが
ひとつの道なのか
ふたつの道なのか
わからないけれど。
でも、
自分を信じろ。
社会に
殺されるな。
だから
君に
伝えたい。
そこに
いるならば
伝えたい。
ブンなよ!
木から
降りてこい!!
って。
いつまでも
「道」に
酔いしれている
場合じゃ
ないんだ
と。
こんな風に
終わりたくは
なかったかな
というのは
ある
けれど。
まあ
誰だって
そうだろう。
でも、
仕方ない。
トミさん
お元気になられて
良かった
ですね。
素敵なライブに
なりますように。
私は、
どうするかなぁ。
頑張って
働いて
手にした
チケットだから
うしろのほうで
少し
聴きたいな
と
思ったりも
するけれど。
どうだろう?
わかんないや。
お前なんか
来るな
と
君は
言うだろうか。
さようなら。
今まで
ありがとうございました。