服部半蔵　影の軍団

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四代将軍家綱が幼いことから、江戸城内では将軍補佐役の保科正之（山村聰）と大老・酒井忠清（金子信雄）の権力争いが勃発、老中堀田正盛が暗殺される。甲賀お庭番頭・水口鬼三太（菅貫太郎）の言上により、犯人は伊賀忍の服部半蔵（千葉真一）と断定されるが、湯屋"雉子の湯"の主人・半さんとして静かに暮らしていた半蔵は無関係だった。甲賀衆による伊賀衆狩りが始まったため、半蔵は配下の伊賀衆を率いて"影の軍団"を結成、老中殺しの犯人をつきとめ、冤罪を晴らした。保科と手を結んだ半蔵は、幕府内での権力争いや陰謀に巻き込まれながら、甲賀衆や悪人たちと戦っていく……。

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1980年4月1日から9月30日まで、全27話が放送されて大人気を得、人気シリーズとなった忍者アクション時代劇の金字塔。自身の代表作となるキャラクターを得た千葉真一が、当時率いていたＪAC（現JAE）と共に、テレビドラマの枠を超えた斬新で激しい殺陣やアクションシーンを演じている。また、半蔵の昼の顔、湯屋の主人・半さんのシーンでは、当時の千葉には珍しいコミカルな面をみせ、新境地を拓いた。