松田聖子再々婚！！ＨＰで発表　お相手は２歳年下の准教授

　歌手の松田聖子（５０）が１３日、大学准教授の一般男性と結婚したことが分かった。聖子が自身のホームページ（ＨＰ）で、同日に婚姻届を提出したことを発表した。聖子は３度目の結婚となる。ＨＰでは、ファンに向けて「今年５０歳を迎え、同世代の伴侶と新たな人生を歩きだします」などと心境をつづっている。結婚報告の会見の予定はない。

　永遠のアイドルが電撃の再々婚をした！！　ＨＰで、聖子は「いつもあたたかい応援をありがとうございます。私、松田聖子は、本日６月１３日に大学准教授の一般男性と入籍いたしました」と突然の報告。「今までずっと私を支えてくださったファンの皆さまに最初にご報告をさせていただきます。今年５０歳を迎え、同世代の伴侶と新たな人生を歩きだしますが、これからも皆さまの心にずっと残っていくような歌を歌い続けていけるよう、一生懸命頑張ってまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。たくさんの感謝を込めて…」と喜びを記した。

　関係者によると、お相手の准教授は慶応大医学部で歯科・口腔（こうくう）外科を担当する２歳年下のＫさん。関係者の話では「かなりのイケメンで、（元夫で俳優の）神田正輝と前夫の歯科医師にも似ている」とか。この日所属レコード会社を通じた結婚報告のファクスによると、２人は知人の紹介で知り合ったという。

　同ファクスでは、聖子のまな娘で女優の神田沙也加（２５）にも触れ、「家族、そして娘、神田沙也加からもあたたかい祝福と応援の言葉をもらい、その言葉を胸に心を引き締め頑張ってまいりたいと思います」と心境を明かしている。

　聖子は真剣交際していた歌手の郷ひろみ（５６）と８５年１月に破局後、同年６月に映画「カリブ・愛のシンフォニー」で共演した神田正輝（６１）と結婚。ビッグカップル同士の“聖輝（世紀）の結婚”とも呼ばれた。ちなみに郷はくしくも今年３月に聖子と同様に再々婚している。

　聖子と神田との間には、８６年１０月に第１子となる沙也加が誕生。しかし、すれ違いの生活が続き、９７年１月に離婚した。

　９８年５月には、６歳年下の歯科医師Ｈさんと電撃再婚。その際、聖子は記者会見で「会ったとき、ビビビッときた」と語り、当時“ビビビ婚”として話題を振りまくも、２０００年１２月に離婚した。

　１２年の独身生活にピリオドを打った聖子は現在、コンサートツアーを展開中。今月２３、２４日に名古屋市の日本ガイシホールでの公演が控えている。ステージ上では、ジューンブライドで“３度目の正直”となりそうな結婚のナマ報告もありそうだ。

　都内にある聖子の所属事務所では、報道陣に男性スタッフが対応。２３日の名古屋・日本ガイシホールでのコンサートで聖子がファンに結婚報告する意向であることを明かすとともに、「母親は喜んでいるか」との問いに「もちろん家族ともども祝福しています」とした。事務所には、結婚を祝う花が次々に届けられたが、聖子が姿を見せることはなかった。

　聖子とデビューが同期で堀越学園高校でクラスメートだった岩崎良美（５０）はこの日、ファクスでコメントを寄せた。

　岩崎は「突然のグッドニュースにビックリしました。心強いパートナーに恵まれて、今後、より輝いた歌が届けられるのを楽しみにしています。ふたりの時間を大切にして、すてきに年を重ねてくださいね」としている。

　岩崎は昨年１０月に都内の大学病院勤務の医師と結婚している。

　デビューからアイドルとして活躍した時期に所属した「サンミュージック」の相澤正久社長はこの日、都内の同社前で本紙の取材に応じ、聖子の再々婚について「直接の報告は受けていません。とにかくびっくりしました」と笑顔で驚きを語った。

　◇松田聖子（まつだ・せいこ）　１９６２（昭和３７）年３月１０日、福岡県久留米市生まれ。７８年「ミス・セブンティーン」コンテストで優勝し、７９年日本テレビ系ドラマ「おだいじに」でデビュー。８０年に「裸足の季節」で歌手デビューし、「風立ちぬ」「赤いスイートピー」などヒットを連発、オリコンシングルチャート２４作連続１位の記録を樹立。９０年に全米デビュー。９２年に日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。９６年に公開された日米合作映画「サロゲート・マザー」に主演、女優としても活躍し、今年は、ＮＨＫ「平清盛」で自身初の大河ドラマに出演。