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【プロ野球】ノリ140メートル特大決勝弾 古巣にきつい恩返し2012年6月14日 紙面から ◇DeNA2−1オリックスDeNAは0−1の3回に石川の適時打で同点。8回には中村が決勝の5号ソロを放った。藤井は6イニング1失点。2番手の菊地が2勝目。9回は山口が締めた。オリックスは平野が2イニング目につかまった。借金は今季最多タイの10。 同点の8回1死、DeNA・中村が平野の2ボールからの3球目をすくい上げた。打球は左翼の5階席へ。決勝の5号ソロは、推定距離140メートルの特大弾だった。 「狙っていた。6年ぶりにここ(京セラドーム大阪)で打てた。(本塁打の)雰囲気を忘れていたけど、まだあそこまで飛ばせるな、と思い出させてくれた」 中村がしみじみと振り返った。近鉄時代、いてまえ打線の中心で暴れた舞台。「育ててくれた球場。6年間ずっと打ちたかったので良かった」と、万感の思いを込めた一振りを振り返った。 横浜に単身赴任中。移動日の12日、兵庫県内の自宅に帰り家族と再会し、気持ちを新たにした。「きょうも見に来ていると思います」と、家族の前の一発に顔をほころばせた。2回の2死一、三塁では左中間のライナーを左翼手の一輝がダイビングキャッチ。かつてオリックスに在籍した2人が、古巣相手に“恩返し”だ。 中畑監督は「苦しい試合でビッグホームラン。彼(中村)の存在感はあまりにも大きい。あんなに飛ばさなくてもいいのにねえ」とご満悦。目標の交流戦5割に希望をつなぐ1勝をかみしめていた。 (後藤慎一) PR情報
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