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宮城、取り押さえた直後に急死 公妨容疑の男

(06/13 18:07)

 宮城県警は13日、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した男が、搬送先の病院で死亡したことを明らかにした。捜査員らが男を取り押さえて逮捕した直後、容体が急変したといい、司法解剖をして死因を調べる。

 死亡したのは同県塩釜市舟入2の7、職業不詳佐藤良浩容疑者(47)。

 県警によると、13日午前8時ごろ、5人の捜査員が、県営住宅4階にある佐藤容疑者の自宅を銃刀法違反容疑で家宅捜索しようとした際、佐藤容疑者が「俺は関係ない」と、捜査員に体当たりして逃走。

 3階と2階の間の階段の踊り場に転げ落ちた佐藤容疑者の手や足を取り押さえて逮捕。約5分後に反応がなくなり、捜査員が心臓マッサージをして病院に運んだが、午前9時35分ごろに死亡した。佐藤容疑者に出血などはなく、目立った外傷はないという。

 佐藤栄一銃器薬物対策課長は「適切な職務執行だったと考えている。今後の調査で事実関係を解明したい」と話した。

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