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現場は騒然 陸上自衛隊 42年ぶりレンジャー訓練銃に迷彩服で都内行進

陸自、都内“武装行進” 市街地を行進
小銃を携帯し、迷彩服姿で市街地を行進する陸上自衛隊員
Photo By 共同 

 小銃を携帯した迷彩服姿の陸上自衛隊員が12日、東京都板橋区と練馬区の市街地を徒歩で行進した。

 陸自によるとレンジャー隊員養成訓練で、武装し都内の市街地を行進する同様の訓練は、1970年から42年ぶり。

 今回訓練したのは23区を警備区とする部隊。森本敏防衛相は12日の閣議後の記者会見で「災害派遣などに備えて、市街地の行動に慣れておくためだ。特異ではなく、銃に実弾が入っているわけではない」と説明。しかし、陸自内部にも「災害現場で銃が必要なのか」と批判する声があった。

 行進は午前9時ごろに始まり、訓練生17人と安全管理の隊員24人が板橋区の荒川河川敷から練馬区の練馬駐屯地までの約6・8キロを歩いた。

 沿道では、市民グループが武器を持った行進に反対するシュプレヒコールを上げる一方、日の丸の小旗を振る人たちもおり、騒然とした。

 板橋区内の地下鉄駅前で行進を見た無職男性(65)は「普段見慣れない格好で異様。人目につかないところでやった方がいい」と批判的。一方で会社経営の男性(64)は「自衛隊は災害でも活躍している。違和感はない」と話した。

 レンジャーは、偵察や奇襲攻撃のための特別な訓練を受けた遊撃隊員。

[ 2012年6月12日 11:06 ]

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