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政治
【原発再稼働】福井県議会、おおい町長 14日の全協で同意
2012.6.13 23:10
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について13日、福井県議会が14日の全員協議会で事実上の同意を示す見通しとなった。一方、時岡忍町長も13日、「町議会へ『同意する』と報告させてもらう」と話し、14日午前9時から町議会の全員協議会で、再稼働容認を表明することを明らかにした。これで、西川一誠知事の同意の最終判断に向けた材料が出そろう。
県議会では、最大会派の自民党県政会が、西川知事に県民への説明などを条件として判断を一任。第2会派の民主・みらいは、安全性や防災対策の確保などの条件を提示することを決めた。合わせて議席の8割以上を占める両会派が、否定的な見解を示さず意見表明にとどめることで、実質的に同意となる。
自民党県政会は12、13の両日に総会を開催。「40年間、原発政策に協力してきたが、政府の動きが遅い」などの批判がされた。山本芳男会長は「知事には判断の前に、県民への説明を求める」と語った。一方、時岡町長は13日、同意する理由として、県原子力安全専門委員会の最終報告を「十分なもの」と評価したことなど3点をあげた。
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