メーカーによっては、上記の6段階のチョークをさらに細かく別けて11段階にしているところもありますが、基本的にはこの6種類となります。また、有効射程距離を具体的な数値で表せないのは、使う装弾の種類によって飛ぶ距離が変わってくるからです。ちなみにトラップ射撃では初矢(1発目)が『インプモデ』または『モデ』とし、後矢(2発目)を『フル』とするのが一般的です。(トラップ用の古い銃では上下とも『フル』という場合もあります。)
なお最近の狩猟銃では、チョークの部分をネジ式にして、用途に応じて交換できる『交換チョーク』式の銃が主流となっています。(射撃用の一部の銃でも使われています。)
★ここ数年、狩猟において鉛装弾の使用禁止区域が設けられるようになりました。鉛装弾禁止地域の場合、スチール装弾(軟鉄製の装弾)等を使用しなければならないのですが、この場合、従来のチョークでは銃身に膨れ等の問題が起きる恐れがあります。交換チョーク式のチョークのほとんどはスチール装弾対応となっておりますが、メーカーによっては使用可能な装弾の種類が違っている場合もございますのでご注意ください。
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