現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 社会
  3. 事件・事故
  4. 記事
2012年6月13日11時50分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

消防団員、フェイスブックで火災中継 写真も投稿 福岡

関連トピックス

 福岡県田川市の30代の消防団員の男性が、交流サイト「フェイスブック」に、出動した同市内での火災状況などについて、現場から携帯電話で投稿していたことがわかった。覚知から約30分後に被災家屋を写真付きで投稿、被災者の名字も明らかにしていた。同市消防団は「現場にそんな余裕はないはずで、認識不足も甚だしい」と憤っている。

 火災は今月9日夕に同市桜町で発生し、男性は鎮火前だった約30分後に「火事です。只今(ただいま)、出動中!」と被災した家屋と消防団員らの写真付きで投稿した。直後に「携帯触る場合なのかい?」と友人から書き込みが来ると「ウチの管轄外なんで携帯OKなんですよ!」と返答。「写真撮ってる場合じゃないっしょ」との指摘には、「火を消すのは消防署の役目で消防団員はほぼ見てるだけなんですよ。消防車を出してホース繋(つな)いだら仕事は終わりなんです」と、事実と異なる回答をしていた。この日は計8回投稿し、家人が不在でけが人がいなかったことも明らかにした。

 男性は10年ほど前から消防団員を務めており、取材に対し「友達の中だけで見るものと思い、軽い気持ちで載せてしまった。不謹慎で申し訳ない」と話した。出動した火災について投稿したのは、このときが初めてだったという。

 大沢俊朗・市消防団長は「被災した方もいる。あってはならないこと。本人から事情を聴き、処分を検討する」と話した。

 火災は9日午後5時50分ごろ発生し、同7時ごろ鎮火。木造2階建て約100平方メートルが全焼したが、けが人はなかった。田川地区消防本部によると、消火活動に支障はなかったという。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
朝日新聞デジタルビジネスリーダー講座のご案内

朝日新聞社会部 公式ツイッター