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「まんだら屋の良太」 畑中純さん死去6月13日 13時36分
「まんだら屋の良太」などの作品で知られる人気漫画家で、版画家としても活躍した畑中純さんが、13日午前、腹部大動脈瘤破裂のため亡くなりました。
62歳でした。
畑中さんは北九州市の出身で、高校生の頃から一コマ漫画を描き始め、高校を卒業後、東京で漫画家としてデビューしました。
昭和54年から10年間にわたって週刊の漫画雑誌で連載された「まんだら屋の良太」は、九州の温泉街が舞台の人情物語で、日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞したほかNHKのテレビドラマにもなりました。
版画家としても宮沢賢治の小説の挿絵などで評価が高く、平成19年から東京工芸大学芸術学部マンガ学科の教授として漫画制作の技法などを教えていました。
大学によりますと、畑中さんは12日もふだんどおり講義を行っていたということです。
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