チェルノブイリへのかけはし

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東電OL殺人事件

6月 8th, 2012 · 6 Comments

「刑事の観」当時の捜査官
「(間違うことがあるから?)裁判って怖いんですよ」当時の裁判官
この人達何かおかしい。
もちろん、この事件のことをおかしいと思うのは私だけではないと思います。
地震のあとから、ずっとこの事件の再審問題がチラチラでていて、気になっていました。
お父さんが原発反対を東電内で訴えていたというのも気になります。
これ以上は推測の域になりますが、もしも、ここに大きな闇があるのなら、大きなでっちあげがあったことになるでしょう。
被害者を売春婦と言い立てることなど、簡単だったでしょう。
2審の裁判官の顔ぶれも調べたほうがいいですね。
福島原発事故が起こったとき、民主党政権だったのは私たちの不運だった。
もちろん、みせかけの反原発たちだったけれど。反対、反対、絶対反対!と言いながら、最後の局面ではいつも引き上げていく。
それはさておき、自民党が政権をとっていたらもう少しマシだったろうとおもいます。
さらに、民主党が野党として、事故対策がなっていないと、得意の手法で、攻撃する側に回っていたろうに。
給食や避難が少しでも進んでいたかもしれないという淡い妄想を描きつつ。
実際には最悪のことが進んでいるという、メールが来たのでご紹介します。

以下転載
2012年05月31日 21時51分
 東京電力福島第1原発事故による放射線被ばくの健康影響について、政府は31日、被災者の不安解消に向けた行動計画を策定した。現在、各省庁などが別々に実施している対策を連携させるほか、各機関が個別に発信している情報を一元化、住民の相談に対応できる人材の育成も始める。
 行動計画は、環境省や内閣府、厚生労働省など11府省庁と放射線医学総合研究所で構成する調整会議が作り、今年度中に着手する。これまでは関係省庁間の連携が弱いため情報発信が不十分で、相談窓口も整備されていなかった。行動計画では▽関係者の連携▽放射線影響にかかわる人材の育成▽拠点整備▽国際連携--などを重点施策に掲げた。

 具体的には、国と自治体職員が意見交換する機会を設けたり、説明会などの情報を一元的に提供するホームページを作る。放射線被ばくへの不安を解消できるような相談窓口を作り、不安に応えられる専門家を養成する。 また、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)の被災国との情報交換や研究協力なども強化する。

<簡潔まとめ開始>

●はじめに
低線量被ばくの健康影響については、多様な意見があることなどもあり、今般事故の被災者をはじめとする国民の方々は言い尽くせない不安を抱えるに至ったと国側は認識している。しかしながら、国としては今までの対策や今後の対策により健康被害は無いと結論付けているため、『健康被害』ではなく『健康不安』を解消するために、各省庁等を中心に政府一丸となって24年度中に具体的行動に着手することとする。
●重点施策
1.関係者の連携、共通理解の醸成
 各省庁間及び地方公共団体(地方自治体)と連絡を密に取り合い、放射線の健康被害に関する考え方をICRPの知見に一本化する。
2.放射線による健康影響等に係る人材育成、国民とのコミュニケーション等
 ICRPの知見に一本化した統一的な基礎資料を保健医療福祉関係者(医師、看護師、保育士など)や教育関係者(小中学校教員、幼稚園教員など)に配布し、その内容に則した研修を行う。

(ここからが悪魔の施策)
 国等が一方的に説明を行うだけではなく、健康不安を抱えている保護者・子ども等の具体的な不安や問題意識を引き出し、専門家等と保護者・子ども等とが適切なコミュニケーションをとりながら、保護者・子ども等の健康不安等を共に考え、解消していくことが重要である。環境省は文部科学省等の協力を得つつ、チェルノブイリ原発事故後の取組等を参考に、少人数の参加住民が、議論を進行するファシリテーターとともに、放射線による健康不安の内容等を共有することや、自らが環境を改善する方法を共に考えること等を通じて、住民の放射線による健康不安の軽減や、住民自らの行動の決定に資するプログラムを開発する。また、本プログラムの開発に当たっては、より効果的に健康不安を解消するものとなるようモデル事業を行う。
(悪魔の施策終わり)
 また、子どもに対しても放射線等に関する副読本(児童・生徒用)を作成し、ICRPの考え方を子どものうちからすり込み教育する。

3.国際的な連携の強化
 外務省は、関係省庁等との連携の下、日ウクライナ協定に基づく合同委員会を開催し、政府関係者や第一線の専門家による議論の場を創設する。今般事故から得られた知見と教訓を世界と共有するとともに、今般事故に関する様々な問題の解決に向けて国内外の英知を結集するため、福島県における放射線による健康影響等に関する調査研究を含めた国際協力を推進すべく、IAEA等の機能の福島県への誘致に向けて、積極的に検討・調整を進める。国際的な原子力安全の強化に貢献するため、平成24 年12 月15 日から17 日まで、IAEAとの共催で「原子力安全に関する福島閣僚会議」を福島県において開催する予定。

 今般事故に伴う放射線による被ばく線量推計を行う際、ICRP(国際放射線防護委員会)やUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)等の専門家との間で、コメントやデータの提供等の協力を行う。

<簡潔まとめ終わり>
(悪魔の施策)は今、福島で起きつつあるエートス(ETHOS)というものと同じで、
これはベラルーシでも実施された住民が主体的に選択する行為です。今の福島でもそうですが、放射能による汚染があると言われても、できるだけ故郷を捨てたくないと思うのが心情です。子どものいない人、社会的地位の高い人、広大な土地を有する人などは、自分の既得権益のために、なんとか住民が避難しないような方策が無いのか模索します。その心情を利用して住民同士で考えさせ、避難しない
で汚染地で暮らすためにはどうしたらいいのか?の答えを住民自身で選択させ、避難しないのは、いかにも住民の意見であると仕向ける悪質な誘導行為なのです。

以上、転載終了。
若干は途中を削除させていただきましたが、内容は変えていません。
毎日新聞の報道>>
う~ん。お先真っ暗。やっぱり彼等は巨大ですね。
もう美浜原発には核燃料が到着していると。先日、保安院が大丈夫といってすぐ2~3日後。
ICRPやIAEAに基づく教育というところまでは、ベラルーシはしなかったんじゃないか。
東電や関電、山下氏をみながら、国連のIAEAやICRP、WHOの圧力を感じてほしい。

このメールで悪魔の施策と書いてあるところでファシリテーション。これは得に気をつけたほうがいいです。言葉巧みに人々を誘導するからです。一度、私も推進派のこの少人数作戦のテーブルについたことがありますが、班長のような人は事前に仕込まれていて、とてもそれにあらがう意見など言えそうもないです。しかもグループバラバラにされるので。一人ぼっちでそこに入らなければなりません。
 いちばんの問題は、放射線による被害は、原爆ぶらぶら病のように、実際初期は血液検査しても異常が出てこなかったりしますので、
なんの証拠もない。でも、不定愁訴のような症状がいっぱい続きます。
それを、あなたが放射能を心配するからだ!という私のせい理論。
そういう画策をする政府がいちばんストレスなんだ!
子供たちを取り巻く状況は、悪化しています。彼等の巻き返しぶりがすごすぎる。
4号炉がバクバクしている状況でこの強気。
日本の子供たちも守りたいけれど、ここで引いたら、世界中の原発立地の子供たちが危険にさらされる。
これは絶対に負けられない、そういう戦いだと思っています。

東電OL、年収一千万の役職のあった勝俣の部下。どんなでっちあげがあったのか、つまみばらかになってもらいたいと思います。
東電社員へのプルサーマルへの口止めになったとしたら、あまりに犠牲の大きな事件です。
お母さんたち、どうか、洗脳されずに子供たちを守りぬいてください。
体調が悪ければ保養に出して。保養にちょこチョコ出すことで、放射能排出とDNA修復のスピードが早くなるから。
今すぐに避難できれなければ、食べ物、給食、保養でとりあえず乗り切って。
避難できなくても自分を責めない。それは政治のせいだからです。そこを勘違いすると、解決できなくなる。
「移住希望の権利」ベラルーシにさえありましたよ。人権の認められないベラルーシで。
医師に助けてもらえない子供たち、学校の先生たちに嘘を教えられる子供たちを思うと、苦しい。
明日変わると奇跡を祈りつつ、でも、長期戦の覚悟を。


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▼コメント

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野呂さん、お久しぶりです。はあ、又ICRPにIAEAですか?この名前しかださない政府におかしいと思わないのでしょうか?前回のコメントも読みましたが、日本のお母さん方々、平和ボケの中で育てられたせいで、危機意識があるのか無いのか?感情的になり疲れいるせいで、野呂さんにあたっているの?目の前の事だけで、将来の危険性がわかっているのか…?何故、リスクカリキュレーションを日本人はしないのか?それが甘いのか?⁇
見えていないんですよ。こういう人には、野呂さんが言いたい事は、理解できないでしょう…。残念ながら。でも、ハリネズミでも大蛇でも、危険だ‼といわなければ、皆、気がつかないでしょう?何故、火事だ‼と聞いたら子供達連れて逃げるのに、放射能と聞いても逃げ無いのか、ヨーロッパの友達は皆、不思議がっていますよ。それが、チェルノブイリからの教訓です。余計な議論にエネルギーを費やさずに、家族を護る為、問題の核を直視するべきです。


 

野呂さんこんにちは(*^^*)
私も東電OL事件、なんだか変な感じがしていました。東電ならなんとでもするでしょうね。
そして、この記事をみてやはり『自衛』しかないと再確認しました。夏休みに一週間だけ日本海側にプチ保養に行ける事になりました。子供にとって初めての海です。飽きるほど外遊びをさせてやりたいと思います。そしてまたここに帰ってきても食べ物の産地の徹底や食事バランスなどの免疫強化も頑張ります。
巧妙な手口に騙されないように頑張ります!!私の目標は子供がお婆ちゃんになるまで笑って健康に長生きさせる事です。これからも貴重な情報をお願いします。


 

野呂さん、いつも本当に有難うございます。
3・11以降身震いするほどの恐ろしい「巨悪」の存在を知り、この日本の行く末を心から案じております。
自分に出来る事は何か、自分の胸にフツフツと湧き上がるものを大切に私はこれからも闘っていきたいと思っております。
野呂さんがおっしゃったようにあいつらにとって私達はアリンコのような存在。でも蟻だって何クソー負けるもんか!と一斉に集まって力を一つに合わせれば、象をも倒せますよね。
時には非力な自分に情けなくなる時もあります。
もう駄目なんじゃないかと気弱になる自分もいます。
でも!こちらで野呂さんの嘘偽りのない魂の叫びに喝を入れてもらって再び戦場に戻る、そんな繰り返しです。
3・11以降私は本当に変わりました。
世の中の恐ろしいからくりをこの年にしてまざまざと見せつけられ、闘うことに決めました。
余生はその為に使います!


 

野呂様、こんばんは。
この施策はなに?何でしょう?
ICRPの考えを子供のうちからすり込む?
悔しくて涙が出てきました。
現在、中国地方で暮らしていますがこちらは全く放射性物質を気にされている方はいません。
少しでもこの今の日本の状況を周りのお母さん達に知ってもらう・・・それを私は頑張りたいと思います。


 

http://www.youtube.com/watch?v=4bFbq4yi_EY&feature=share
がれきを盛土にして 防潮林をつくるプロジェクト!!!
これだと瓦礫がぜーんぜん足りないんだって!!スゴイ!
応援したいです。


 

ひどすぎます。本当に戦時中ですね。
学校も行かなくていいんじゃないでしょうか。本気で。
何のための学校かわかりません。