高校野球特集 四国新聞ニュースサイト 
TOP >> 特集 >> 高校野球特集 >> 2010春季四国地区高校野球県大会−これまでの試合結果
2010春季四国地区高校野球県大会 これまでの試合結果  
 【評】高専詫間、初の8強逃す
 
▲一覧へ  

 ▽3回戦(第2試合)

 
10
高専詫間 10
観音寺一
1× 11
(延長十回)

▽本塁打 川崎2(石川)
▽三塁打 白井▽二塁打 香川聖、森岡、穐山、林▽犠打 高1(井上)観5(香川聖、川崎、常包、白井2)▽犠飛 高1(石川)観0▽盗塁 高0観7(田中2、香川聖、原田、川崎2、久保田)▽失策 高2(吉田、石川)観0▽暴投 石川2▽捕逸 穐山
▽審判(球)津村(塁)景政、堀田一、片桐
▽試合時間 2時間58分

 【評】両校合わせ28安打、25四死球の乱戦。観一が延長十回、4四球を選び、押し出しでサヨナラ勝ちした。右腕川崎は甘い球が多かったが、4番としては四回に2点本塁打を放つなど3安打6打点の活躍。香川高専詫間は打線が活発で18安打。特に八回は5連続長短打などで一挙5点を奪い追いつくなど終盤の粘りが光った。

「野球って怖い」
 観一は四回までに7点リードを奪う快勝ペースから一転、一時は逆転も許す冷や汗勝利。佐藤監督は「野球って本当に怖い。勝てて何よりです」と大きくため息をついた。

  「本塁打を打って浮かれすぎた。全然だめ」とはエース川崎。四回の左越え2ランを含む3安打6打点と打撃では大当たりだったが、「途中から気が抜けて変化球が入らなくなった。八回は甘い直球を全部持っていかれた」と大量17安打を浴びた投球を猛省した。

驚異的な終盤の粘り 猛追も延長10回観一に競り負け
  春夏秋通じ初の8強はならなかった。ただ、試合終了あいさつに整列したナインの顔からは笑顔もこぼれる。香川高専詫間の畑監督は「うちの何百パーセントの力を出し切った」と終盤の粘りをほめちぎった。

  5点を追う八回。2死二塁から面白いように打線がつながった。石川の左前打で一、三塁とすると「後ろにつなぐことだけを考えた」という林の右前打を皮切りに4連続適時打で同点に。指揮官の「安打はこっちが多いぞ。あとは線になれ」という指示を忠実に実行。「勝てるぞー」。得点を挙げる度に総立ちのベンチが沸き立った。

  1点を勝ち越された後の九回も2死から相手外野手の転倒もあったが、林が逆転打。結果的にその後に失点し、金星はならなかったが未知の8強までアウト3つまで迫り、畑監督は「春の嵐を吹かそうと話していた。十分吹かせられたかな? この経験を夏につなげたいですね」と笑った。

  昨秋、今春の初戦と2試合連続2けた得点。この日も18安打10点をもぎとった。投手や守備に粗削りな部分も目立ったが石川主将は「打線は力があると思う。しっかり練習してベスト8を狙いたい」。夏にはさらに成長した姿を見せるつもりだ。

 

【香川高専詫間―観音寺一】9回表香川高専詫間2死一、二塁、林が右越えに2点適時打を放ち一時逆転する=サーパススタジアム
【香川高専詫間―観音寺一】9回表香川高専詫間2死一、二塁、林が右越えに2点適時打を放ち一時逆転する=サーパススタジアム
Copyright (C) 1997-2012 THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.
サイト内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。