ニュース詳細
福井県議会最大会派 知事に一任6月13日 18時46分
K10058073211_1206131850_1206131853
関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、福井県議会の自民党系の最大会派は、西川知事が県民に十分な説明を行うことなどを条件に、運転再開の判断を西川知事に事実上、一任する方針を決めました。
関西電力大飯原発の3号機と4号機の運転再開を巡り、福井県の西川知事は12日、大飯原発を視察し、「対応はできている」と評価して、安全性が確認できたとする考えを示しました。
こうしたなか、福井県議会では、各会派が14日の全員協議会で西川知事に意向を伝えるのを前に、最大会派で過半数を占める自民党県政会と、第2会派の民主・みらいが、12日に引き続きそれぞれ会合を開き、対応を協議しました。このうち自民党県政会は、西川知事が県民に十分な説明を行うことなどを条件に運転再開の判断を西川知事に事実上、一任する方針を決めました。
自民党県政会の山本芳男会長は「私たちが運転再開の是非を判断すべきでないという意見が多かった。全国で注目されているので、慎重に判断してもらいたい」と話しています。
第2会派の民主・みらいは協議を続けていますが、運転再開の是非については統一見解はまとめず、福井県が取り組むべき防災対策など今後の課題を14日に示すことにしています。
西川知事は、14日の県議会の全員協議会やおおい町長の意向を踏まえ、15日にも大飯原発の運転再開を判断するとみられます。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|