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国内最古 戸籍関連の木簡見つかる
6月13日 1時25分

国内最古 戸籍関連の木簡見つかる
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福岡県太宰府市の遺跡から、国内で最も古い戸籍に関わる公文書とみられる7世紀末の木簡が見つかり、当時の戸籍制度や中央集権国家の成り立ちを知る手がかりになるとして注目されています。

見つかったのは、長さ30センチ余りの木簡で、福岡県太宰府市にある国分松本遺跡の7世紀後半から8世紀にかけての地層で、ことし4月に発掘されました。
太宰府市教育委員会などが、赤外線を使った特殊な装置で木簡の文字を読み取ったところ、現在の福岡県糸島市周辺に住んでいた家族少なくとも16人の名前が、身分や続柄など詳細な情報とともに書かれていることが分かりました。
使われている文字や人物の位などから、木簡は7世紀末のもので、転入や転出を示す文字があることから「計帳」という当時の住民台帳の元になった公文書とみられています。
日本の古代史が専門で九州大学人文科学研究院の坂上康俊教授は「戸籍に関わる史料としては国内では最も古いものだ。当時の朝廷がどのようにして人々を掌握し、中央集権国家になったかという過程を知るうえで手がかりとなる重要な史料だ」と話しています。

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