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都知事“尖閣諸島に防波堤を”
6月13日 17時55分

東京都の石原知事は、購入を検討している尖閣諸島の活用方法について、「防波堤を造れば、漁船が避難などのために停泊できる大きな船だまりができると思う」と述べ、尖閣諸島の周辺で漁業を行うケースを想定して、漁船の安全性を確保する対応を検討していく考えを示しました。

これは13日に開かれた都議会の一般質問で、石原知事が明らかにしました。
この中で、石原知事は購入を検討している尖閣諸島の活用方法について、「都は沖ノ鳥島周辺での漁業活動の振興のほか、世界自然遺産に登録された小笠原諸島の自然保護など、さまざまなノウハウを持っている。このノウハウを発揮するため、地元・石垣市や沖縄県と連携して、尖閣諸島の活用策を検討することが肝要だ」と述べました。
そのうえで「尖閣諸島の南小島と北小島の間にある、ふだんは浮き上がって浅くなる岩盤の近くに、波消しブロックを積んで防波堤を造れば、漁船が避難などのために停泊できる大きな船だまりができると思う」と述べ、尖閣諸島の周辺で漁業を行うケースを想定して、漁船の安全性を確保する対応を検討していく考えを示しました。

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