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-あん摩・マッサージ・指圧- は術者の手指で空いての体表に力学的刺激(撫でる、揉む、押す、振るわせる、引っ張る)を与え、生体の反応を起こし、変調を整え、疾病を予防し、健康の維持増進に役立てる施術である。 生体の機能のヒズミを微妙に映し出している。従って体表に映し出された情報(痛み、こり、冷え、知覚くの変化、湿疹など)を逆に探知すると どの臓器組織に病変があるかが分かる。つまりこれらの手技療法は、どこまでも、間接的治療の方式であり、機能失調に陥った生体内部 の平衡点のズレを調整するところに特色がある。また病気の原因除去を主体とする現代医学に比べ、むしろ病人の反応パターンを大切にし 自然治癒力を助長することが施術の目標となるので特に施術者-患者の関係が重視されるのである。 あん摩・マッサージ・指圧は、いわゆる不定愁訴症候群や内因性の慢性病に対し一定の成果を上げてきた。 新しい科学的実証に基づいた、新たな進歩発展を期待されてる医療技術の一つである。 |
あん摩・マッサージ・指圧の効果 |
●脈拍をゆるやかにし、心身をリラックスさせ血圧を正常にします。 ●全身の循環を促進し新陳代謝を高めてくれます。 ●皮下脂肪の吸収を高め、太りにくくなります。 ●むくみや冷えなどが改善されます。 ●白血球、赤血球などが増加し、風邪など引きにくく病気になりにくくなります。 ●神経の疲労感を緩和し、ストレスの解消になります。 ●筋肉の硬くなった部分を取り除き、痛みや違和感が楽になります。 ●胃腸の動きが良くなる為、食欲不振や便通をよくします。 ●皮脂腺の働きを高めます。皮膚の艶がよくなり、肌が丈夫になります。 ●筋肉の動きがよくなり、体がやわらかくなります。 ●関節の動きがよくなり、体が楽になります。 ●肺活量が増え、呼吸が楽になります。 |
上記をクリックしていただきますと当院で採用の指圧療法の方法が案内されてます
適応と禁忌
☆適応症☆
・診断を糸練功で行い吉田流あん摩で治療するもの(赤で現す) |
・糸練功で判断できる疾患しかし東洋的あん摩療法を研究中のもの(青で現す) |
・糸練功での診断法は出来ないが吉田流あん摩療法で行う主な疾患(茶で現す) |
・東洋療法的(経絡あん摩・指圧などに基づいた療法)を研究中の疾患(灰色で現す) |
ご安心下さい!
灰色で示した疾患でも、刺さない鍼(てい鍼)で全身調整治療で対処は出来ます。 しかし、具体的処置法は現在研究中ということです。 |
以下の疾患はあん摩療法のものです鍼灸法で対応するものもあります
最終更新日: 05/08/27
神経系疾患 | 各種神経痛 末梢神経麻痺 末梢性痙攣 脳卒中後遺症 不眠症 坐骨神経痛 |
運動機疾患 | 肩こり 五十肩 腰痛 足の疲れ 冷え性 慢性関節リウマチ 筋肉痛 軽症の筋炎・腱炎、 軟部組織の拘縮による関節の変形 骨折・脱臼・捻挫の後遺症 |
消化器系疾患 | 胃腸アトニー 慢性胃炎 慢性腸炎 常習性便秘 |
呼吸器疾患 | 気管支喘息 慢性気管支炎 |
循環器疾患 | 局所性の充血 うっ血、貧血 脳水腫 |
産婦人科疾患 | うったい性乳腺炎 |
小児科疾患 | 夜尿症 |
眼耳鼻疾患 | 眼精疲労 |
不定愁訴症候群 | めまい 緊張型頭痛 軽度のうつ病 |
その他手技療法(特に腰痛症の方に)として
SPAT(スパット)療法(骨盤矯正)を行っております
相対的禁忌症 これは禁忌ではあるが、病状を良く知り、治療時間の時期や 程度、施術部位など、 慎重な配慮のもとに施術しても差し支えな いものを言う。 動脈硬化症 妊婦 皮膚に創傷や発疹のある場合、骨折、脱臼の 比較的初期、脳血管障害の初期など |
絶対禁忌症
中毒性疾患 | 毒蛇、昆虫など |
発熱性疾患 | 伝染病(感染症)など |
悪性腫瘍 | (癌がん)、肉腫 |
急性炎症 | 腹膜炎、虫垂炎など |
外傷部位 | 創傷部、骨折、脱臼の直後(医師、柔道整復師より許可の場合を除く) |
血管疾患 | 静脈血栓、静脈炎、動脈瘤、その他血管障害 |
潰瘍性疾患 | 胃腸・皮膚の潰瘍 |
化膿性疾患 | 炎症や膿形成のある場合など |
重症の内臓疾患 | 心臓、肺、腎臓などの重症疾患など |
安静を要する場合 | 吐血、喀血、脳出血直後など |
その他 | 結核、梅毒、後天性免疫不全症候群(AIDS) |
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