CSRは社会全員が参加するもの
シンポでは、基調講演をされた関正雄さん(㈱損保ジャパン理事)のお話がとくに印象的で勉強になりました。 関さんはCSRに関する国際規格ISO26000の作成に日本代表として6年間、携わってこられた方です。ISO26000は「CSR」(=企業の社会的責任)から「SR」(=社会的責任)への発展をめざしたもので、企業のみならず、政府、労働界、消費者、NGO・NPO等々すべてが参画するものだというお話で、私自身、ISO26000に対する理解が大きく一変しました。
山村プログラムの創造的な発展へ
また、シンポでは東京海上日動火災のCSR活動の報告がありました。特に印象的だったのが高知県安芸市での森林間伐作業への社員さんたちの参加。 栄村は総面積の93%が森林という山村。山村CSRプロジェクトにすでに提供しているプログラムに加えて、「日本の森林をどう守るか」という視点からのプログラムの開発、企業の参加への働きかけを研究しなければ、と痛感しました。
山村CSRプロジェクトへのご協力を
みなさんがお勤めの会社でもCSR活動への取り組みは行われていることと思います。みなさんがお勤めの会社のCSR担当室などに是非、山村CSRプロジェクトをご紹介ください。 なお、CSRに関する新しいHPが開設されましたので、是非、ご覧下さい。URLはhttp://www.csr-seesaw.net/です。