 |
2012年6月12日(火) 19:33 |
|
|
 |
インドで初のLRT導入を検討
岡山電気軌道の小嶋社長が会見で明らかにしました。 まだ調査の段階ですが、インドでは初の路面電車・LRTの整備に向けて大きな期待がかかっています。
岡山電気軌道の小嶋光信社長が会見で明らかにしました。 この事業は、日本とインドの国交樹立60周年を記念して計画されたもので、官民が連携し、鉄道などインドのインフラ整備を目指しています。 岡電が乗り出すのは、岡山県が友好都市の縁組を結んでいるインド・プネ市での鉄道事業です。 IT関連企業の多いプネ市の中心部と、工業団地とを結ぶ14.5キロに鉄道が計画されており、そこに、岡電で運転されているMOMOなどのLRTと呼ばれる路面電車の導入が検討されています。 建設費用が安く、排気ガスが心配がないのがメリットで、経費は200億円が見込まれます。 東京に本社を置くオリエンタルコンサルタンツが主体となり、鉄道事業にノウハウを持つ岡電がコンサルタントとして協力します。 岡電は、今月6日から現地に職員を派遣しており、JICA・国際協力機構からの1億5千万円程度の調査費用を活用して調査を始めているということです。 計画では、8年後の2020年の運転開始を目指します。 LRTの整備が実現すれば、岡山市街地を走る路面電車「MOMO」の姿をインドで見ることが出来るようになるかもしれません。
|
|