衆議院議員 馳浩のはせ日記

・平成24年6月11日(月曜日)

 ・・・いつの間に寝たのか、ベッドにうつぶせになっていた。
 午前5時、西川さんのメールで飛び起きる。
 起こしてくれてありがとう。
 5時にはもう起きてるわけね。
 病院は退屈だろうなぁ。
 またお見舞いに行かなきゃ。
 よだれを拭きながら、資料読み込み。

 6時半にはシャワーを浴びて、国会へ。
 妻が、ピッコロの最期の写真を見せてくれる。
 きれいだ。
 本当に、最期まできれいだった。
 こういう死に方をしたいなぁ。
 空は小雨模様なのか、晴れつつあるのか、そんな不安定な感じ。
 まさしく、梅雨空。

 7時14分には国対に入り執務。
 昨日の政経セミナーでお世話になった方々に、お礼電話。

 10時、社会保障と税の一体改革特別委員会。
 野田総理入りの、集中審議。
 テレビ中継あり。
 6月21日までの採決について、決意は固いが、党内協議の取りまとめには、口ごもる野田総理。
 大丈夫か?
 自民党は、修正協議に積極的に取り組むし、谷垣総裁に一任されている。
 民主党内の党内手続きは大丈夫か?
 「まとまるように努力します・・・」と、次第に後退する総理発言。
 「だったら、増税反対ののぼりを撤回させろよ!」と、野次が飛ぶ。
 ・・・大丈夫か?
 しかし、6月21日までの採決について、額賀代議士が諭すように、
 「政治生命をかけているんでしょう?」と、質問すると、
 「決断をしなければいけない時期は近づいている」と、いう言い回しで、一瞬間をおいて、
 「それ以上言わなくても先生にはお分かりいただけるかと思います」と、一歩踏み込んだ姿勢を示した。
 これは、同じ早稲田大学同窓の阿吽の呼吸だった。
 ロシア外交の指南を引き受けた森喜朗先生もそうだが、この額賀先生も、「党益よりも国益」という姿勢で、同窓の後輩、野田総理を支えているような気がしてならない。
 こういう剛毅木訥さは、慶応大学出身の小沢一郎さんとは、違う、ような気がする。
 でも、もう一歩踏み込めば、こう、とも読める。
 「賛成しないと、どうなるかわかっているな!」と、民主党内への脅かしにも聞こえる。
 「増税の前にやることがある!」と、のぼり旗を掲げて、消費税増税反対の街頭演説をしている小沢派への脅かし、か?

 17時20分、委員会終了。
 明日は、予算委員会。
 不肖馳浩、午前11時25分より12時まで質問時間をいただく。
 NHK中継もある。
 テーマは、
 @ 会期延長の申し入れ
 A キングコング梶原君のお母さんの生活保護費 受給問題
 B どうして支給決定がなされたのか?
 C ケースワーカーは何をしていたのか?
 D 近隣に住む扶養親族が費用負担すべきでは?
 E 民生委員の役割?
 F 行政が家族の問題やプライバシーにどこまで踏み込むか?
 G 自分名義のマンションを息子名義に切り替えれば、生活保護を受けられるのか?
 などなど。
 この梶原君の母親は、「梶原おかんの塩昆布」という商品を、販売していたこともあるほどの有名人。
 長男は海上自衛官であり、隣の高級タワーマンションには二男が住んでいる。
 どうしてこういう状況で生活保護を受けられたのか?
 まさしく、「ケースワーカーはどうして支給決定したのか?」であり、
 「福祉事務所は(行政は)どこまで強制的に個人のプライバシー調査をできるのか?」でる。
 政府の方針を確認したい。
 扶養義務者と福祉事務所で費用支払いの協議が整わなければ、家庭裁判所に調停を届けることができる。
 でも、昨年は調停協議ゼロ件。
 どうして?
 そのあたりを追求したい。

 19時には自宅へ。
 晩ごはんは親子丼。
 さすがに寝不足であり、晩御飯後、おりんと世間話をしながら、寝るのであった。
 おりんは明日の運動会のマーク(運動着に張りつけるクラスと名前を書いた名札)を、作っているのであった。
 「これ、枠の中は色を塗ったほうがいいかなぁ・・・・」と、マジックペンを持って悩んでいる。
 「そりゃ、中を塗らなきゃ意味がないでしょうに!」
 ・・・ですよね?

 21時過ぎには、ほぼ意識朦朧のまま、ベッドでバタンキュー。


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