福島県内の渓流で3~4月に採取した雪解け水からは、ほとんど放射性セシウムが検出されなかったと、森林総合研究所(茨城県つくば市)が12日、発表した。
一部の渓流からは、降雨があった日に微量のセシウムを検出したが、いずれも食品の新基準値で定められた飲料水の基準(1キログラム当たり10ベクレル)を下回った。
調査は伊達市、二本松市、会津若松市、郡山市、広野町、飯舘村の6市町村で、それぞれ1カ所ずつ実施。渓流の雪解け水を1日1回採取して調べたところ、6カ所で計342回採った水のうち、97%に当たる333回分からはセシウムは検出されなかった。
伊達市と二本松市、飯舘村では通常は検出されなかったが、降雨があった日に採取した水から1キログラム当たり1.0~5.9ベクレルを検出。水をろ過すると検出されなくなることから、同研究所は降雨で濁った物質にセシウムが付着していたとみて、調査を続けている。
同研究所は「上流の森林から放射性物質が流出することは少ないとみられる。ただし土が流れ出すような大雨には注意が必要だ」としている。〔共同〕
セシウム、放射性セシウム、検出、渓流
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