6月12日 平成24年産狭山茶の放射性セシウム検査の結果について(第25回)
印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月12日更新
県では、平成24年産狭山茶について、加工段階及び流通・販売段階での検査を行い安全を確認しています。
このたびの第25回調査では、加工段階での検査を行いました。その結果は次のとおりです。
加工段階での検査
出荷が始まる前の段階で全荒茶工場からサンプルを採取し、荒茶の安全を確認しています。
(1)調査対象:鶴ヶ島市及び日高市内の工場から3検体採取
(鶴ヶ島市2検体、日高市1検体)
(2)調査時期: 検体採取日 平成24年6月11日(月曜日)
結果判明日 平成24年6月12日(火曜日)
(3)分析機関:一般財団法人 新日本検定協会SK横浜分析センター(厚生労働省登録検査機関)
品 目 | 検体 | 荒茶工場 所在地 | 生葉生産地 | 放射性物質(ベクレル/kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム計 | ||||
荒茶浸出液 | 検体1 | 鶴ヶ島市 | 毛呂山町 | 1.5 | 1.7 | 3.2 |
検体2 | 1.4 | 2.0 | 3.4 | |||
検体3 | 日高市 | 1.5 | 1.8 | 3.3 | ||
基 準 値(飲料水) | 10 |
※飲用状態での検査
厚生労働省の「食品中の放射性セシウム検査法」に定める検査方法で、荒茶を30倍量の湯(90℃)で60秒間浸出させ、40メッシュの茶こしでろ過した浸出液をゲルマニウム半導体検出器で測定する。
(4)結 果 :全ての検体で放射性セシウムは基準値を下回りました。
(5)今後の対応:今回の調査で、平成24年産の一番茶の加工段階での検査は終了しました。
今後は、流通・販売段階の調査を継続するとともに、6月下旬から二番茶の加工段階での検査を
開始します。