◆監督会見
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オジェック監督「内田はファウルをしていない」
試合後、オーストラリア代表監督会見
サッカー日本代表は12日、ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会アジア最終予選の第3戦、オーストラリア戦(ブリスベン)に臨み、1−1で引き分けた。日本は後半、栗原勇蔵が先制点を奪ったが、PKを決められて追いつかれた。この結果、日本は2勝1分けの勝ち点7とし、グループBの1位は変わらず。
試合後、オーストラリアのホルガー・オジェック監督は、退場で1人少なくなったものの、引き分けに持ち込んだことについて「われわれのファイティング・スピリットが報われたと思う」と選手たちの粘りを称賛。一方で、同点に追いついたPKの場面では、「内田(篤人)はファウルをしていない」と幸運なゴールであったことを認めた。
■本当にいい試合だったと思う
ひとつ言えるのは、わたしのチームは大変素晴らしいプレーした。多くの難しい局面でも、非常に良いプレーをした。
――オーストラリアは日本に強いメッセージを与えたと思うか?
そう思う。両チームとも互いにリスペクトして、それをよく表現した試合だったと思う。
――選手がひとりすぐ(負傷)退場したことについて? また10人になって以降について教えてほしい
早い段階でブレッシアーノが負傷退場したこと、さらに1人退場して10人になったのは大きな痛手だった。それでもオーストラリアはよく戦った。ボールキープもできたし、日本のスキルフルな攻撃に対してよく戦った。最終的に、われわれのファイティング・スピリットが報われたと思う。何回かいいチャンスもあった。われわれはただ守備に徹したのではなく、攻撃にも積極的だった。本当にいい試合だったと思う。
――アレックスとティム(・ケーヒル)が初めてFWでコンビを組んだが、評価は?
彼らは素晴らしいプレーをした、今後もこのようなコンビネーションを考えたい
――ミリガンの退場によって不利になったと考えるか?
人によってそれぞれの視点があると思う。先ほども言ったように、ブレッシアーノの負傷とミリガンの退場については残念だが、それでも選手たちはよく戦い、素晴らしい試合になったと思う。
――PKを得たシーンについて
内田はファウルをしていない。レフェリーのポジションは分からないが、わたしのいる位置からそうは見えていなかったし、モニターで確認してもそう見えなかった。
<了>
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