民主党・辻恵議員、TSKビルをめぐる『資金トラブル』で大阪金融会社側と和解
「東洋不動産」(東京)の顧問弁護士だった民主党・辻恵衆院議員。当時、同社が六本木の有名事件物件「TSKビル」に絡んで仮処分を申請した際、辻議員は代理人として5億2620万円を法務局に供託した。
この供託金の払い戻し権を担保とする契約が、辻議員と金融会社「永和実業」(大阪)との間で結ばれ、総計1億6400万円が東洋不動産に融資された。しかし、その後、実際に供託金を出していた「富士薬品」(さいたま市)から返還を求める訴えをおこされた辻議員は、永和実業に無断で和解。そのため、融資の回収ができなくなったとして、永和実業は辻議員を訴えていた。
辻議員側は、契約・融資の事実、証拠はないなどと裁判で反論、一審は同議員が勝訴していた。しかし昨日(6日)、二審の東京高裁で、辻議員と永和実業との間で和解が成立したことが本誌の調べで分かった。その詳細な内容は不明だが、何故、辻議員は一審で勝訴した裁判で、和解に応じたのか注目される。
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